FXレポート

引き続き円買い圧力に警戒か

-前営業日サマリー-
 ドル円は、149.32円でオープン。東京市場では、やや上昇し149.60円付近まで上値を伸ばすもその後は押し戻されました。ロンドン市場では、狭い値幅での推移でしたが、米雇用統計の結果が前回より悪化していたことでドル円は2円近く急落しました。NY市場では、ドル円の下落が継続。146円台まで下値を広げた後、146.56円で取引を終えました。

-引き続き円買い圧力に警戒か-
 本日のイベントは日銀政策決定会合議事要旨、米ISM非製造業景況指数が予定されており、カナダは休場となります。注目となるISM非製造業景況指数は予想が51.3と前回の48.8から大幅に改善する見込み。市場コンセンサスが改善をうたっているため、前回値や予想を上回った場合の値動きは限定的となりそうですが、前回値の48.8を下回る結果となった場合は、ネガティブサプライズから格好のドル円売り材料とされる可能性が考えられますので、急落する可能性には警戒を強めておきたいです。
 足元のドル円は、先週の雇用統計の影響を受け2月以来の安値を更新。日足ベースで見るボリンジャーバンドでは、連日エクスパンションしており、依然下げ余地があるのが確認できます。したがって前述の理由から本日も下落への警戒しつつ取引に臨みたいです。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。