RBA政策金利が予定
-前営業日サマリ-
ドル円は152.80円でオープン。東京市場では、クロス円全般で円安基調の相場展開となっており、ドル円も152円台から154円台まで上値を伸ばしました。ロンドン市場では、政府・日銀による介入警戒感も残っていたことから上値は重たく、ドル円は153円台後半で動意に欠ける値動きとなりました。NY市場でも大きな動きはなく、そのまま153円台後半での値動きが続き153.88円で取引を終えました。
-RBA政策金利が予定-
本日のイベントは、豪小売売上高、豪RBA政策金利、豪RBA総裁発言が予定されており、その他注目度の高い経済指標は予定されていません。
2回に及ぶ為替介入(と思われる動き)と米雇用統計下振れが重なり、一時151円台後半まで下押したドル円は、週明け154円まで反発しています。瞬間最大風速の160円と比べると円高の水準ではありますが、円安水準で推移していることに変わりないため、引き続き介入関連のヘッドラインには警戒が必要そうです。
また、本日はオーストラリア中銀(RBA)による政策金利公表が予定されています。市場予想では据え置きとなっているものの、オーストラリアでは物価上昇が想定以上の強さを見せています。そのため、一部では今後の利上げ可能性を示唆するのではとの見方も広がっています。仮に声明やRBA総裁の発言からサプライズな姿勢が見られた場合には豪ドルがインパクトのある値動きを見せる可能性もあるため、その点も本日は意識した上で取引に臨んでいきたいです。