FXレポート

パウエルFRB議長の議会証言に注目

-前日サマリー-
東京市場では、日経平均株価やアジア株が総じて堅調な動きを見せる中で、ドル円は昨日高値の110.40円を抜けたもののその後は110.30円まで戻されました。欧州時間に発表された米消費者物価指数は、市場予想の前月比+0.4%に対し結果は+0.9%と非常に強い数値を出したことから米長期金利は1.34%から1.37%まで上昇、ドル円は110.25円から110.52円まで急上昇しました。ニューヨーク市場では、米30年債入札が軟調だったことを受けて米長期金利が急騰、ドル円は110.64円まで上昇し110.63円で取引を終えました。
 
-パウエルFRB議長の議会証言に注目-
 本日のイベントは、RBNZ政策金利発表、英消費者物価指数、欧州鉱工業生産、トルコTCMB政策金利発表、米生産者物価指数、カナダBOC政策金利発表、マックレムBOC総裁の会見、パウエルFRB議長の議会証言、米地区連銀経済報告(ベージュブック)が予定されています。
 昨日発表された米消費者物価指数は、市場予想を大きく上回る結果となりました。パウエルFRB議長は「インフレは一時的なもの」との見解を示してきましたが、最近では長期的なインフレの可能性も認めてきているだけに、本日の議会証言での発言には特に注目したいです。

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