FXレポート

ドル円の戻りは限定的か

【本日のトレードポイント】
 本日は米耐久財受注や米第4四半期GDP(改定値)、米新規失業保険申請件数に注目が集まります。特に米1月耐久財受注は事前予想が前月比-1.5%ですが、輸送用機器を除いたものは+0.2%が見込まれており、3か月ぶりのプラスとなりそうです。民間設備投資の先行指標とされているだけに一定の値動きが期待できそうです。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、NYダウ平均株価は5日続落となりました。中南米で初の感染者が出たほか、欧州でも感染が広がっています。実体経済への悪影響が心配されており、本日の予定されているトランプ大統領の会見や各国の対応が相場の方向感を左右しそうです。ドル円は110円を割り込んだことでやや値を戻す展開となりましたが、110.50円付近では上値が重く、下値を広げる展開に警戒したいです。

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