ギリシャへの財政支援交渉が難航し月末の期限迫る!
≪2015年06月25クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り38% 買い62%
ユーロ・円 :「ブル」 売り54% 買い46%
英ポンド・円 :「ベア」 売り58% 買い42%
豪ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ブル」 売り 8% 買い92%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り55% 買い45%
【今日の主な経済指標】
8:30 JPY 失業率
8:30 JPY 全国消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 5月
23:00 USD ミシガン大学消費者態度指数・確報値 6月
23:45 GBP カーニー英中銀(BOE)総裁、発言
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、5月米個人消費支出(PCE)や前週分の米新規業保険申請件数が市場予想よりも強い内容となったことで、ドル買い地合いが強まりました。ただ、ユーロ圏財務相会合でギリシャ支援問題について前提となるギリシャの改革案が不十分とされ、早期合意期待が後退したことで、NYダウは2日連続のマイナスとなるなど全体的な相場の上値が重くなっています。ギリシャ支援問題は、今月末が交渉の期限となっており、金融支援の期限切れと国際通貨基金(IMF)への約15億ユーロの支払いを同時に控え、緊迫度を増してきています。市場では、ギリギリのところで合意するシナリオの見方が強いとはいえ、もし合意に至らなければ債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがあるため、しばらくは積極的に買いづらい展開が続きそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 122.00-124.50
ユーロ・円 138.00-141.00
ポンド・円 193.00-197.00