FXレポート

日米首脳会談 日米金融政策会合と材料豊富

-前営業日サマリー‐
 ドル円は152.55円でオープン。東京市場では、ドル高・円安基調の相場展開が継続し、10日以来の153円台を一時回復。ロンドン市場は方向感に欠けており、小幅な値動きに終始。NY市場にて米CPIが全体的に予想を下振れするとドル売りが強まるも、その後は買い戻し。PMIの結果が想定より強かったことも相場の下支えとなり、152.85円で取引を終えました。

-日米首脳会談 日米金融政策会合と材料豊富-
 本日のイベントは、独IFO企業景況感指数が予定されており、ニュージーランドは休場となります。
 今週のドル円は日米金融政策決定会合、日米首脳会談や米中首脳会談などを見極めていく展開となりそうです。28日に予定されているトランプ大統領と高市首相による初の日米首脳会談では日米間税合意、5500億ドルの対米投資などが議題となるといわれており、ベッセント米財務長官は、日米間税合意の実施状況にトランプ米大統領が不満を感じれば関税率を25%に戻す可能性を示唆しています。ヘッドラインを受けた為替相場への動意には警戒が必要です。また、28-29日にはFOMCが予定。パウエルFRB議長は先日の講演で根強いインフレへの懸念が残るものの、労働市場の軟化を重視する姿勢を示し、追加利下げを実施する可能性が高まっています。市場では0.25%の利下げが見込まれています。そのほかにも日銀金融政策決定会合など、今週は材料が豊富であるため、ヘッドラインには注視しながら相場動向を見守っていきたいです。

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