FXレポート

米雇用統計に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は、149.91円でオープン。東京市場では、序盤から軟調な地合い。一時は149円を割り込み148.55円まで下値を広げました。ロンドン市場では、ドル買いがやや先行し150円台を回復。一時は150.88円付近まで上値を伸ばしました。NY市場では、ISM製造業景況指数の結果が予想を下振れたことでドル売りが先行し再び150円を割りこみ149.68円で取引を終えました。

-米雇用統計に注目-
 本日のイベントは米雇用統計が予定されています。予想はNFPが前回より3万人程下振れる見込み(予想値:17.5万人)となっています。昨今の円買い圧力もあることから、予想を大きく下振れた際のダウンサイドリスクへの警戒は一層必要になるかと思われます。
足元のドル円は、下値を切り下げながら徐々に下落してきており、150円割れも頻繁に見られるようになってきました。現状150円台を節目として149円の半ばと150.70円付近を行ったり来たりの動きがここ数日目立ちますが、ドル円が新たに安値を更新するようであれば、引き続き円買い圧力への警戒を行いつつ取引に臨みたいです。

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