FXレポート

米JOLTS求人に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は、153.62円でオープン。東京市場では、オープンと共に上昇するも、本邦株式市場がスタートすると一気に軟調な動きとなりました。ロンドン市場では、目立った材料もなく引き続き軟調な動きが継続、153円半ばでの推移が継続しました。NY市場では、堅調な動きとなり154円の大台を回復。その後じりじりと上昇を続け153.95円で取引を終えました。

-米JOLTS求人に注目- 
 本日のイベントは、独欧GDP、独CPI、米JOLTS求人、米消費者信頼感(コンファレンスボード)が予定されているほか、米マイクロソフトの決算が予定されています。本日から米国を筆頭に重要指標の発表ラッシュとなります。そのなかでも注目度が高いのは米JOLTS求人で、予想は805.5万件と前回の814.0万件からやや鈍化する見込み。4月まで4回連続で鈍化続きであった米JOLTS求人でしたが、前回5月発表分から数値が上振れており、ここで予想値が前回値を大きく上振れるような内容であればドル買い圧力がかかる可能性を考慮しておきたいです。
 足元のドル円は、154円の大台を回復し堅調な先週までの下落から堅調な地合いを取り戻しつつあります。しかしながら日足ベースでボリンジャーバンドを見るとエクスパンションしているほか、ミドルである20日移動平均線に加え、各マイナスσが下向きとなっており、目先堅調な地合いでも中長期的には下げに転じる可能性も視野に入れつつ取引に臨みたいです。

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