米材料が豊富な週
-前営業日サマリー-
ドル円は156.76円でオープン。序盤から上値が重たく156円台後半で狭い値幅での推移が続きました。ロンドン市場では、上昇基調でスタートするも157.30円付近で上値が重たくなりその後は失速しました。NY市場では、再び上値が重たくなり156円台半ばでの推移。その後は反発して157円台を回復、157.25円で取引を終えました。
-米材料が豊富な週-
今週はJOLTS求人や米雇用統計などの労働指標、ISM景況指数など米重要指標が数多く発表され、慌ただしい週となります。また、翌週にはFOMCが控えているため、その影響を鑑みて各々の指標が相場に与えるインパクトは通常より大きいことが想定されるため、よく注視しておきたいです。
足元のドル円は、157円を割り込んだあたりから上値が重たくなってきているうえ、その後の動きも鈍くなっている傾向にあります。しかしながら今週発表される米指標の結果次第では値動きが期待できそうですが、ここで大きく上昇に転じて目先の大台である158円を超えるような動きとなった場合は、高値警戒感から下落に転じる可能性も考慮に入れておくべきかもしれません。FOMCを前に米ドルの材料が尽きない週となりますので一つ一つ注視しながら今週も取引に臨みたいです。