FXレポート

米大統領選挙に向けて

【本日のトレードポイント】
-月末フローに反応-
 先週末の東京市場は月末とあって持ち高調整の売りから日経平均とダウ先物がそれぞれ大幅安となったことを受けて、リスク回避的な円買いからドル円は104.12円まで下落しました。ただ欧州勢参入後は売りが一巡したほか、ダウ先物が戻したことで104.50円付近まで反発しました。NY市場ではトルコの西沿岸でマグニチュード7.0の地震が発生しトルコリラ円が再び史上最安値(12.43円)を更新しましたが、その他の通貨では限定的な動きでした。また、月末のロンドンフィキシングに絡んだユーロ売りドル買いが散見されユーロ円は121.69円をつけ、一方でドル円は104.74円を付けて取引を終えました。


-米選挙に向けて-
 いよいよ明日に米大統領選挙が迫ってまいりました。世論調査ではトランプ大統領が押されているものの、激戦州や負けている州での巻き返しがあるか注目です。仮にトランプ大統領が再選した場合、財政出動期待からリスク選好に大きく振れそうです。一方で、バイデン大統領が誕生した場合は増税への警戒感から株安の流れでリスクオフとなりそうです。ヘッドラインでの感応度も高いほか、結果によって大きく動き出すことが想定されるため、結果が出る前はリスクを冒さない立ち回りをしておきたいです。

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