ISM指数に注目
【本日のトレードポイント】
先週金曜日は弱い結果となったシカゴ購買部協会景気指数やさえない米企業の決算を背景にダウ平均が軟調に推移、ドル円は一時108.31円まで下落しました。
本日は中国財新製造業PMIやトルコ消費者物価指数(CPI)、ISM製造業景況指数に注目が集まります。特に米国の景気先行指標とされるISM製造業景況指数はドル円のみならずクロス円でも大きな値動きにつながることがあるため注目したいです。事前予想は48.4ポイントと前回数字より改善されることが見込まれます。ただ、引き続き景気の拡大・後退の節目である50ポイントを下回るとみられており、どちらかというとネガティブサプライズに注意したいです。また、アジア時間に発表される中国財新製造業PMIに関しては、中国経済の先行き懸念が強まっていることで、相場がリスクオンになりずらいことから予想を上回る場面でも上値は限られそうです。