FXレポート

日銀会合、利上げ後の「次の一手」がドル円を左右

-前営業日サマリー-
 ドル円は156.21円でオープン。東京市場では、日銀金融政策決定会合を控え、ポジション調整の動きが優勢。利上げの可能性は高く、市場ではすでに織り込みが進んでいるとの見方がある一方、その後の追加利上げの有無を巡って思惑が交錯しました。ロンドン市場では、原油価格の下落を背景にドル売り・円買いが優勢となり、ドル円は155円台へ軟化。NY市場では、原油価格の下落が一服したことでドル売りも一巡。ドル円は156円付近まで持ち直し、155.94円で取引を終えました。

-日銀会合、利上げ後の「次の一手」がドル円を左右-
 本日のイベントは、日全国消費者物価指数、英小売売上高、日BOJ政策金利、植田日銀総裁発言が予定されています。
 17日の債券市場では、日米欧の長期金利が低下しました。FRBが政策金利の引き上げを決定し、ウォーシュFRB議長がインフレ抑制に積極的な姿勢を示したとの見方が広がるなか、債券市場では見直し買いが進んだ格好です。トランプ大統領から推薦され信任を受けたウォーシュ氏について、利上げに消極的との見方が後退したことも、市場の安心感につながった模様です。
 本日の最大の焦点は日銀金融政策決定会合です。市場では政策金利を0.25%引き上げて1.25%とすることがほぼ織り込まれており、利上げの有無そのものよりも、その後の金融政策運営に市場の関心が向かっています。特に植田日銀総裁の記者会見で、今後の追加利上げや利上げペースについてどのような説明があるかが重要です。
 すでに利上げが織り込まれているだけに、想定通りの決定だけでは円買いが続かない可能性があります。植田総裁の発言が市場予想よりハト派と受け止められれば、追加利上げ期待の後退から円売りが強まり、ドル円の上昇を後押しする展開が考えられます。一方、追加利上げに前向きな姿勢が示されれば、円買いが強まる可能性もあるため、政策決定直後だけでなく総裁会見まで含めて値動きを見極めたい局面です。

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。