FXレポート

BOJ政策金利に注目

-前営業日サマリー-
 ドル円は159.53円でオープン。東京市場では、米国とイランの協議を巡り両国の主張の隔たりが大きく、協議実現が困難との見方から上窓でスタート。ただ、その後は日経平均の上昇を背景にリスク警戒感がやや後退し、有事のドル買いは一服。一時159円付近まで下押す展開となりました。ロンドン市場では、中東情勢の進展期待や今週に控える主要中銀イベントを前に様子見ムードが強まり、159円台前半での小幅なレンジ推移に終始しました。NY市場では、原油先物の上昇を受けたインフレ懸念からドル買いが再び優勢となり、ドル円は底堅く推移し159.40円で取引を終えました。

-BOJ政策金利に注目-
 本日のイベントは、日BOJ政策金利 / 植田日銀総裁発言、米消費者信頼感指数が予定されています。
 今回の日銀会合では政策金利は据え置きがコンセンサスですが、注目は中東情勢の緊迫化を踏まえた経済・物価見通しの修正と、植田総裁の追加利上げスタンスです。前回会合では高田審議委員が1.00%への利上げを主張し反対票を投じたほか、主な意見でも物価上振れリスクを背景に引き締め継続を支持する声が目立ちました。今回も据え置き判断となった場合でも、反対票の増加やタカ派的な情報発信があれば、6月利上げ観測が一段と高まり円買い材料として意識される可能性があります。
 また、今週は日銀を皮切りにFOMCやBOCなど主要中銀イベントが相次ぐ「中銀ウィーク」となっており、政策スタンスの方向性次第では為替市場全体のボラティリティ上昇も想定されます。まずは初戦となる日銀イベントでのメッセージを丁寧に見極め、次のFOMCへ向けた相場の地合いを判断していきたい局面です。

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