ウォーシュ氏の上院公聴
-前営業日サマリー-
ドル円は158.87円でオープン。東京市場では、ドル円は朝方に159.20円まで戻しましたが、原油高一服で158.80円台へ失速。ユーロドルは独PPI上振れで1.1772ドルまで上昇後、イラン発言で伸び悩み、原油と中東情勢に振らされる展開となりました。ロンドン市場では、WTIの90ドル回復で一時159.07円まで上げたが続かず、158円後半へ失速。米イラン協議の不透明感で方向感は出ず、日銀据え置き観測への反応も薄いまま様子見相場となり、NY市場では158.87円で取引を終えました。
-ウォーシュ氏の上院公聴-
本日のイベントは、英失業率、米小売売上高、米ウォーシュ次期FRB議長候補指名承認公聴会が予定されています。
イランは米国との追加協議に慎重姿勢を示し、ホルムズ海峡を巡る緊張で原油価格は再び上昇しています。原油高はガソリンや物流コストを通じて物価を押し上げやすいため、市場では「米国のインフレがまた強まるかもしれない」との警戒が残り、ドルは下がりにくい地合いとなりそうです。
一方、ウォーシュFRB議長候補の上院公聴会は21日に予定されており、市場の焦点は「物価抑制を優先するのか、それとも景気にも配慮するのか」にあります。事前の証言で、「FRBは役割を広げすぎず本来業務に集中すべきだ」とし、インフレ対応と独立性維持を重視する姿勢を示しました。発言がタカ派寄りなら、ドル買い材料として意識されやすい展開となりそうです。