ドル円は156円台へ、原油安と介入観測で円高圧力
-前営業日サマリー-
ドル円は157.85円でオープン。東京市場では、為替介入と思しき値動きを観測。157円台後半から一時155円割れ手前まで円買いが進展し、その後は156円台半ばでの推移となりました。ロンドン市場ではドル円は156円を挟んだ神経質な値動きとなりました。東京時間に急落した後は買い戻しが優勢となり、一時156円台半ばまで下げ幅を縮小しました。NY時間では、ロンドン時間からそのまま膠着し、156.41円で取引を終えました。
-ドル円は156円台へ、原油安と介入観測で円高圧力-
本日のイベントは日)BOJ議事要旨公表、豪)貿易収支、米)新規失業保険申請件数、米)ウィリアムズNY連銀総裁の発言が予定されています。
米国とイランの戦争終結に向けた合意期待が高まり、市場ではリスクを取りやすい流れが強まりました。世界的に株価が上昇し、S&P500は一時1.2%高となった一方、WTI原油は100ドルを下回りました。原油安によってインフレ懸念が和らぎ、米利上げ観測も後退。米10年債利回りは4.35%へ低下し、ドルは売られやすい地合いとなっています。
こうした中、ドル円は一時158円手前まで上昇したものの、その後155円台前半へ急落しました。市場では日本当局による円買い介入観測が強まっており、連休中で取引が薄かったことも値動きを大きくした要因とみられます。目先は157円付近が上値の重さとして意識されやすく、円高がさらに進む場合は153円台も視野に入りそうです。