FXレポート

米生産者物価指数でもインフレ鈍化に陰りが見えるか

-前営業日サマリー-
 ドル円は、133.10円でオープン。本邦輸出企業によるドル売りが観測され一時132.64円まで下押しするも反発しすぐに133円台を回復しました。ロンドン市場では、東京市場からのドル買いの流れが継続する中、米小売売上高が予想より強かったことからドル高が加速し134.13円まで上昇しました。NY市場では134.35円まで上昇、高値圏でもみ合あったのち反落して134.10円で取引を終えました。

 

-米生産者物価指数-
 本日のイベントは、豪雇用統計、米生産者物価指数(PPI)、米新規失業保険申請件数、米住宅着工件数、米フィラデルフィア連銀景況指数、クックFRB理事の発言が予定されています。
 これまでの米指標を振り返ると、米雇用統計では失業率が低水準のなか、雇用者数が市場予想を大幅に上回り雇用のひっ迫が見られました。米CPIは前回値からは鈍化していたものの予想を上振れ、米小売売上高も予想+1.8%に対し+3.0%と消費も堅調であり、総じてインフレ圧力の根強さが確認されました。米CPI前は楽観的だった市場も、足元では3回の利上げを織り込み、年内に2回の利下げから1回の利下げ織り込みに転じ、インフレの高止まりに警戒感を示しています。そんな中、本日は米生産者物価指数(PPI)の公表が予定され、前年同月比では+5.4%と前回値6.2%から鈍化の予想であるものの、前月比では+0.4%とインフレ進行の見通しです。市場予想を上回る場合は、FRBによる利上げ継続や高い金利水準の長期化の思惑からドル高で反応すると想定されます。一方で、警戒感が高い分、市場予想を下回った場合は反動から大きくドル売りで反応するかもしれません。いずれにしても動意づくことが想定されるため、リスク管理に注意しつつ取引に臨みたいです。

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