FXレポート

突発的な値動きに要注意 -ユーロとNZドル-

-前日サマリー-
東京市場では3連休前のゴトー日ということもあり、仲値にかけて本邦実需の買いを支えにドル円は139円台の高水準で推移しました。しかしその後の上値は重く、138円台まで下落しました。ロンドン市場では、米小売売上高やNY連銀製造業景気指数の結果がポジティブサプライズとなったため、ドル円は一時138.92円まで上昇しました。NY市場では、次回FOMCにおける1%の利上げ観測が後退したこともあり、ドル円は軟調に推移して138.53円で取引を終えました。

-突発的な値動きに要注意 -ユーロとNZドル-
 本日は、NZ消費者物価指数、バンク・オブ・アメリカの決算、カナダ住宅着工件数の発表が予定されており、本邦は海の日のため祝日となっております。
 NZ準備銀行は13日に利上げを行い、インフレ率抑制のために今後もペースよく利上げを続ける意向を明らかにしました。それを受け市場では8月の次会合においても同様に0.5%の利上げ実施が予想されており、NZドル円は政策金利発表後から大きく上昇しています。そのため本日発表の消費者物価数が現在の上昇ペースにどのような影響を与えるか注目です。前年同期比の予想値は7.1%と目標値の1~3%から大きく乖離しているため、結果が多少予想と異なっても今後の利上げペースに大きな影響を与えるとは考えにくいです。しかしながら連日の上昇幅を鑑みると本邦祝日ということもあり、調整の売りによって下落に転じる場面があるかもしれません。
 ユーロ圏ではインフレ高進と景気減速によるスタグフレーションへの警戒感が高まっていることから、パリティ割れを起こしたユーロドルは今週も引き続き軟調に推移すると思われます。ロシアは22日からドイツへの天然ガス供給を遮断する可能性があると報じられており、実現すれば景気後退懸念がさらに強まり、ユーロ売りが加速するかもしれません。またドラギ・イタリア首相の辞意表明によって地政学リスクが高まっています。そのため新たな声明から動意づく可能性があるため関連するヘッドラインから目が離せません。本日は、祝日の東京市場とロンドン市場における突発的な値動きに注意して取引に挑みたいです。

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