「CHF/ZAR」「CHF/MXN」「CHF/TRY」通貨ペアに関する注意事項

平素より、トレイダーズ証券をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

2025年9月27日（土）に取扱い開始予定の以下通貨ペア（CHF/ZAR、CHF/MXN、CHF/TRY）に関し、取引特性および留意点についてご案内申し上げます。

■ 新興国通貨に係るリスクについて
ZAR（南アフリカランド）、MXN（メキシコペソ）TRY（トルコリラ）は、いずれも新興国通貨であり、主要通貨と比較して市場流動性が低く、政治的・経済的な要因による変動リスクが高い通貨です。
これに伴い、スプレッドの拡大、急激な価格変動等が発生しやすい傾向がございますので、取引に際しては十分なご注意をお願いいたします。

■ スワップポイントの方向について
CHF（スイスフラン）を売却し、新興国通貨（ZAR・MXN・TRY）を購入するポジション（CHF/ZAR・CHF/MXN・CHF/TRYの売りポジション）を保有することで、スワップポイントがプラススワップで付与される傾向があります。
※各国の金利水準によってスワップポイントの受取又は支払いの金額が変動することや、場合によっては受け払いの方向が逆転する可能性があります。

■ 外貨通貨ペアにおけるスワップポイントの計算方法について
当該通貨ペアは円を含まない「外貨通貨ペア」に該当するため、スワップポイントの付与額は、各営業日クローズ時点の仲値レートを基準に外貨スワップポイントを円換算した金額となります。
これにより、スワップカレンダーに掲載している概算値と、実際に付与されるスワップポイントの金額に差異が生じる場合がございます。
特に為替相場が大きく変動した際には、この差異も拡大する可能性がございます。

■ スプレッドおよびPip単位について
当該通貨ペアのスプレッド表示における呼び値（Pip）は、小数点第2位を基準としております。
※一般的な外貨通貨ペア（小数点第4位）とは異なります。

また、指値・逆指値注文時に指定するPip幅も小数点第2位を基準とし、最小で小数点第4位までの指定が可能です。
例：

■ 建玉上限・発注上限について
CHF/TRY通貨ペアにつきましては、以下の建玉および発注の上限となります。

　・建玉上限：10Lot
　・発注上限：10Lot

一方、CHF/ZARおよびCHF/MXNの通貨ペアにおける建玉上限は100Lot、発注上限は他通貨ペアと同様の水準です。

■ 1Lotあたりの取引金額について
CHF/TRYなど一部通貨ペアでは、1Lotあたりの原資産価格が高額であることから、スプレッドやスワップポイントが相対的に大きくなる傾向がございます。
例：

（※1）TRY/JPYのスプレッドは、1.4銭で計算しています。
（※2）CHF/TRYのスプレッド日本円換算は、1TRY=3.6円で計算しています。

少ないLot数での取引であっても、必要証拠金および損失リスクの規模が想定以上に大きくなる可能性がございます。
お取引にあたっては、保有ポジションの数量や実効レバレッジの水準、証拠金維持率等の管理を徹底いただくとともに、損失限定のためのストップロス注文の設定、ならびにロスカット水準の事前確認など、適切なリスク管理の実施をお願いいたします。

お客様におかれましては、上記事項をご理解のうえ、十分なご注意とご確認のもとでお取引を行っていただきますようお願い申し上げます。