ドル円は高値圏を維持！勢い取り戻せるか！！
昨日のドル円は104.192円で取引開始となり、序盤に前日高値をわずかに上回る104.30円近辺まで上昇した後、調整による円買いが入ったことで104.09円近辺まで下落、狭いレンジで上下へ振れる展開となりました。日経平均株価も朝方から買戻しが入り上昇、株高の勢いが増した場面でドル買いが強まるなど底堅さを維持していました。東京市場午後は、日米の金利差拡大を意識したドル買い・円売り、日経平均株価の上昇幅拡大が下支えとなったことで、104円台半ばでの横ばい推移となりました。欧米市場に入ると米国株式の堅調な動きを背景に徐々に上値を伸ばし一時104.691円まで上昇し、本日の高値を更新しました。その後、米債利回りの低下を受け買いが一服となったものの、高値圏での推移は継続し前日比では0.334円高い、104.559円で取引を終えました。
【今日の主な経済指標】
16:00 DEM 消費者物価指数（ＣＰＩ、改定値）[前月比] 12月
18:00 EUR 欧州中央銀行（ＥＣＢ）月報
19:00 EUR 消費者物価指数（ＨＩＣＰ、改定値）[前年同月比] 12月
22:30 CAD 対カナダ証券投資額 11月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 USD 消費者物価指数（ＣＰＩ）[前月比] 12月
22:30 USD 消費者物価指数（ＣＰＩ）[前年同月比] 12月
22:30 USD 消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）[前月比] 12月
23:00 USD 対米証券投資（短期債除く） 11月
24:00 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 1月
24:00 USD ＮＡＨＢ住宅市場指数 1月
25:10 USD バーナンキ米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言
- 今日のトレードポイント -
ドル円は日経平均やNYダウの株高の流れを引き継いで、本日もリスク選好のドル買いがすすむ展開が予想されます。昨日発表された、ニューヨーク連銀製造業景気指数が、予想より大幅に上振れしたことから、大寒波の影響はあったものの米国金利の上昇、株式市場の上昇から景気回復への期待は強く、ドル円の上昇は継続することが予想されます。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 104.00-105.50 ユーロ・円 141.50-143.50 ポンド・円 170.00-173.00
