米ISM非製造業雇用指数の低下でドル失速か!!
昨日のドル円は、午前中日経平均株価が420円超安まで下げ幅を拡大したことでリスク回避の売りが強まり、一時102.30円近辺まで下押しました。ただ依然として押し目買い意欲が強く売り一巡後は、次第に下値を切り上げました。欧州勢参加後は、ドル買いの流れを引き継ぎ102.80円近辺まで上値を伸ばし総じて底堅く推移しました。NY勢参加後は、時間外のダウ先物がマイナス圏に沈んだほか、ナイト・セッションの日経平均先物が190円下落。投資家がリスクを取りにくくなるとの見方から円買い・ドル売りとなり102円前半まで下落しました。注目されていた米ADP民間雇用統計は、予想より強い結果となり一時ドル買いとなったものの、米11月非製造業指数が弱い結果となったことや、NYダウの下落から円買い・ドル売りとなり101.813円の安値を付けました。引けにかけてNYダウが下げ幅を縮めたことで値を少し戻し前日比では0.158円安い102.322円で取引を終えました。
≪2013年12月04日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り34% 買い66%
ユーロ・円 :「ベア」売り77% 買い23%
英ポンド・円 :「ベア」売り53% 買い47%
豪ドル・円 :「ブル」売り 9% 買い91%
NZドル・円 :「ブル」売り48% 買い52%
ユーロ・ドル :「ベア」売り83% 買い17%
【今日の主な経済指標】
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 11月
21:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比年率] 7-9月期
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 CAD 住宅建設許可件数[前月比] 10月
00:00 USD 製造業新規受注[前月比] 10月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、NYダウが4日連続の下落となり16,000ドル台を割り込んだほか、米11月非製造業指数が予想より弱い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)による早期の量的緩和縮小を後押しする内容ではありませんでした。ただ昨日の米新築住宅販売件数や米ADP民間雇用統計が予想より強い結果だったことで、金曜日の米雇用統計にも上振れ期待が高まっています。なお、期待先行で買われてきた展開から足元の下振れリスクには注意したいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50 ユーロ・円 137.50-141.50 ポンド・円 165.50-169.50
≪2013年12月04日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り34% 買い66%
ユーロ・円 :「ベア」売り77% 買い23%
英ポンド・円 :「ベア」売り53% 買い47%
豪ドル・円 :「ブル」売り 9% 買い91%
NZドル・円 :「ブル」売り48% 買い52%
ユーロ・ドル :「ベア」売り83% 買い17%
【今日の主な経済指標】
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 11月
21:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、改定値)[前期比年率] 7-9月期
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
22:30 CAD 住宅建設許可件数[前月比] 10月
00:00 USD 製造業新規受注[前月比] 10月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、NYダウが4日連続の下落となり16,000ドル台を割り込んだほか、米11月非製造業指数が予想より弱い結果となり、米連邦準備理事会(FRB)による早期の量的緩和縮小を後押しする内容ではありませんでした。ただ昨日の米新築住宅販売件数や米ADP民間雇用統計が予想より強い結果だったことで、金曜日の米雇用統計にも上振れ期待が高まっています。なお、期待先行で買われてきた展開から足元の下振れリスクには注意したいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 102.00-103.50 ユーロ・円 137.50-141.50 ポンド・円 165.50-169.50