FXレポート

米雇用統計を控えて膠着状態継続か!?

昨日は、東京市場で日経平均が一時200円超まで上昇したことを受けて、円が全面安となりドル円は一時98.755円まで急騰しました。欧州勢参加後は、欧州中央銀行(ECB)定例理事会、米国内総生産(GDP)、10月米雇用統計と重要イベントを控えているため大きな方向感がありませんでした。NY市場では、NYダウが一時史上最高値を更新するなど堅調な動きを見せ、ドル円は98.70円前後の高値付近を推移。前日比で0.179円高い98.693円で取引を終えました。

≪2013年11月6日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り26% 買い74%
ユーロ・円  :「ベア」売り52% 買い48%
ユーロ・ドル :「ベア」売り68% 買い32%
英ポンド・円 :「ベア」売り73%  買い27%
豪ドル・円  :「ブル」売り20%  買い80%
NZドル・円  :「ブル」売り47% 買い53%

【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 失業率 10月
09:30 AUD 新規雇用者数 10月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・速報値 9月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・速報値 9月
20:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 9月
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:45 EUR 欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30 USD 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[前期比年率] 7-9月期
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分

                  - 今日のトレードポイント -

ドル円は、5日の米ISM非製造業景気指数が55.4と予想の54.0を上回ったことや、NYダウが史上最高値を更新したことから「米国景気は堅調」との見方が出てきていますが、金曜日の米雇用統計発表を控えて98円台での膠着状態が続くかもしれません。ユーロ円は、ECBの追加緩和観測を背景に軟調な動きとなりそうです。市場では本日のECB理事会で政策金利の変更はないと見られているものの、ドラギECB総裁が一段とハト派的な内容を発する可能性もあるため、ユーロの下値リスクに対する警戒も必要でしょう。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   97.50-99.50  ユーロ・円 132.00-135.00  ポンド・円 156.00-160.00

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