ドル円はリスク回避的な円買いドル売りの地合いへ!!
昨日のドル円は、100.370円で取引を開始した後、昨日の反動から利益確定の売りが先行し100.15円付近まで下落。その後、シリアへの軍事介入懸念が後退したことから日経平均株価の上昇につれてドルの買い戻しやファンド系の買い観測から100.60円付近まで上昇。欧米市場では、日経平均株価が引けに掛けて失速したことでリスク回避的な円買いドル売りの地合いとなりました。100円を下抜けるとストップロスを巻き込み軟化するなか、米10年債入札後に米長期金利が一段と低下したこともドル売りを誘発し一時99.791円まで下落し安値をつけた。前日比では0.567円安い99.876円で取引を終えました。
東京市場のユーロは、133.169円で取引を開始した後、ドル円の下げにつれたことに加え本邦輸出企業の売りが見られたとのニュースもあり132.90円付近まで下落。売り一巡後は、方向感に欠ける展開へ。欧米市場では、新規材料に欠けるなか133円を挟んだもみ合いに終始し、前日比では0.338円安い132.931円で取引を終えました。
≪2013年9月11日クローズ時点≫
ドル円 :「ブル」売り22% 買い78%
ユーロ円 :「ベア」売り78% 買い22%
ユーロドル :「ベア」売り84% 買い16%
英ポンド円 :「ベア」売り71% 買い29%
豪ドル円 :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル円 :「ブル」売り41% 買い59%
【今日の主な経済指標】
15:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 8月
15:45 FRF 消費者物価指数(CPI)[前月比] 8月
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
18:00 EUR 鉱工業生産[前月比] 7月
21:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 7月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 8月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 8月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
03:00 USD 月次財政収支 8月
- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円は、日経平均株価の下落やファンド系のドル売り観測を受けリスク回避的な円買いドル売りの地合いとなりました。本日のドル円ですが、シリアへの軍事介入が一先ず見送られたことで投資家のリスク回避の動きが緩和しましたが、次に米量的緩和縮小について来週の9月17・18日に米FOMCを控えていることから、様子見ムードとなる可能性が高いと思われます。ただ、米失業保険申請件数や輸入物価指数などの指標発表前後では一時的に動意づくのではないでしょうか。
[今日の予想レンジ]
ドル円 99.00-100.60 ユーロ円 131.40-134.30 ポンド円 155.50-160.00
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