FXレポート

衆参ねじれ解消によりリスクオンか!?

先週金曜日のドル円は序盤、仲値にかけてドル買いが強まり100.862円まで上昇したものの、仲値後には失速し日経平均の軟調な動きも伴って99.803円まで下落しました。欧米市場では、米経済指標などの取引材料が見当たらないなか、中国の貸出金利の下限撤廃報道が伝わると、リスク選好的な円売りが入り前日比-0.013円安い100.457円まで持ち直し取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、仲値での外貨不足からユーロ買いが強まり132.095円まで上昇しました。しかし、その後仲値を過ぎると売り戻しが優勢となり131.221円まで反落。欧米市場では、新規取引材料の不足から方向感に欠く展開になっていたものの、中国の貸出金利の下限撤廃報道を背景にリスク選好的な円売りから前日比+0.291円高い132.000円まで強含み取引を終えました。

≪2013年7月19日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り19% 買い81%
ユーロ・円  :「ブル」売り76% 買い24%
ユーロ・ドル :「ベア」売り84% 買い16%
英ポンド・円 :「ブル」売り72%  買い28%
豪ドル・円  :「ブル」売り13%  買い87%
NZドル・円  :「ブル」売り31% 買い69%

【今日の主な経済指標】
17:30 HKD  消費者物価指数(CPI)[前年比] 6月 
23:00 USD  中古住宅販売件数[前月比] 6月 
23:00 USD  中古住宅販売件数[年率換算件数] 6月 

              - 今日のトレードポイント -

金曜日の為替市場は、一時的に荒い値動きになったものの、19、20日のG20財務相・中央銀行総裁会議や21日の本邦の参院選を控えていることから、上下でのレンジ取引となり値動きは限られました。本日は、G20財務相・中央銀行総裁会議や参院選の結果を受けて、株式市場の値動きによるリスク許容度の変化に注目したいです。また、参院選での自民党の勝利は、衆参のねじれ解消となり、アベノミクスへの期待が高まるとみられリスク選好の円売りが優勢になりそうです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   100.00-103.50  ユーロ・円 131.00-135.00  ポンド・円 151.50-157.00

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