本邦要人発言を受けて円安進む!
昨日のドル円は、東京市場で西村内閣府副大臣が「対ドル100円問題ないとの認識」「欧州からおかしいと言われる筋合いない」と述べたことが手掛かりとなり、89.4円付近まで急伸しました。欧州市場では、甘利経済財政相が「目標を掲げただけで達成したことではない。日銀は矢継ぎ早に対応して欲しい」と早期のデフレ脱却促す発言をしたことで円売りの流れが強まり89.70円付近まで上昇。その後のNY市でも、米新規失業保険申請件数が33.0万件と市場予想の35.5万件から改善された
ほか、米著名投資家ジョージ・ソロス氏が「円は下落し、ユーロは上昇する」と述たことを受けて、一時90.550円まで上昇し90.407円(前日比:+1.785)で取引をえました。
東京市場のユーロ円は、欧州各国要人から円安誘導への批判が相次ぐなか、西村内府副大臣が「欧州からおかしいと言われる筋合いない」と反論したことから、円りが先行し119.30円付近まで上昇しました。欧州市場では、安倍首相や甘利経済政相から早期デフレ脱却を期待する発言が聞かれたことで円売りが継続。NY市場入ると、強い米雇用指標を受けてリスク選好のユーロ買い円売りが優勢になると、著名投資家ジョージ・ソロス氏の発言を受けて2012年4月以来となる121円台まで
上昇し120.947円(前日比:+2.909)で取引を終えました。
≪2013年1月24日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り42% 買い58%
ユーロ・円 :「ベア」売り64% 買い36%
ユーロ・ドル :「ベア」売り85% 買い15%
英ポンド・円 :「ブル」売り41% 買い59%
豪ドル・円 :「ブル」売り26% 買い74%
NZドル・円 :「ブル」売り60% 買い40%
【今日の主な経済指標】
18:00 DEM IFO企業景況感指数 1月
18:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 10-12月期
18:30 GBP 四半期国内総生産(GDP、速報値)[前年同期比] 10-12月期
22:30 CAD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 12月
22:30 CAD 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 12月
22:30 CAD 消費者物価指数(CPIコア)[前月比] 12月
22:30 CAD 消費者物価指数(CPIコア)[前年同月比] 12月
00:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 12月
00:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 12月
- 今日のトレードポイント -
前日の為替市場は、本邦要人からデフレ脱却に向けた発言が相次いだことから、急速に円安が進みました。また、米著名投資家のジョージ・ソロス氏が見通しして円が下落すると発言したことも円安の流れを後押ししました。本日も円について各国要人の発言が手掛かりとなっており、突発的な動きに注意したです。その他では、日米欧で重要な経済指標が複数控えており、結果次第でリスク選好の動きが強まるかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 88.00-91.50 ユーロ・円 118.50-123.50 ポンド・円 139.50-144.50
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