FXレポート

欧州債務問題を背景にリスク回避姿勢強まる!!

昨日のドル円は、欧州時間にECB理事会を控えていたことから、序盤は様子見ムードが強まり79円台後半を静かに推移しました。欧米市場に入ると、ECB理事会後に政策金利が発表され市場予想通りの据え置きとなったほか、ドラギECB総裁の会見でユーロ圏の経済の弱さが続く見通しを示したことから、リスク回避の円買いが強まり79.321円まで下落し79.452円(前日比:-0.519)で取引を終えました。
 
東京市場のユーロ円は、仲値にかけて外貨不足からユーロ買いが強まったものの、仲値後に買いが一巡し101.75円付近まで押し戻されました。その後、欧州市場では欧州株式の株高を背景に持ち直す場面がみられたものの、ギリシャの失業率の悪化を受けて、リスク回避のユーロ売りがから101.60円付近まで反落。NY市場では、ギリシャの債務返済が難航するとの見方からリスク回避の動きが強まるなか、ドラギECB総裁が理事会後の会見で経済成長見通しを依然として弱いとの認識を示したことから、ユーロ売りが強まり前日比-0.817円の101.304 円まで弱含み取引を終えました。
 
≪2012年11月8日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り21% 買い79%
ユーロ・円  :「ブル」売り36% 買い64%
ユーロ・ドル :「ベア」売り59% 買い41%
英ポンド・円 :「ブル」売り35%  買い65%
豪ドル・円  :「ブル」売り23%  買い77%
NZドル・円  :「ブル」売り41% 買い59%
 
【今日の主な経済指標】
14:00 JPY  消費者態度指数・一般世帯 10月 
16:00 DEM  消費者物価指数(CPI、改定値)[前月比] 10月 
16:45 FRF  鉱工業生産指数[前月比] 9月 
16:45 FRF  財政収支 9月 
18:30 GBP  貿易収支 9月 
22:30 USD  輸入物価指数[前月比] 10月 
22:30 USD  輸出物価指数[前月比] 10月 
23:55 USD  ミシガン大学消費者態度指数・速報値 11月 
00:00 USD  卸売在庫[前月比] 9月 
 
                 - 今日のトレードポイント -
 
米大統領選挙を終えて市場の注目は欧州債務問題に移っています。ギリシャの緊縮関連法案は議会を通過したものの、次回支援が遅れる可能性があると指摘されており、今月の中旬に償還を迎えるギリシャ債への懸念が強まっているほか、財政状況が悪化しているスペインについて国際通貨基金(IMF)は早期にECBへ救援要請をするべきと促されるなど、リスク回避の流れが強まりそうです。ただ、本日はユーロ圏のおもな経済指標の発表がなく、米経済指標のミシガン大消費者信頼感指数が予定されています。市場予想では83.0と前回の82.6を上回っており、直近の強い米雇用を反映し素直な結果になれば一時的にリスク選好の流れになるかもしれません。
 
[今日の予想レンジ]
ドル・円   78.00-80.50  ユーロ・円 100.50-103.00  ポンド・円 126.00-128.00

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