FXレポート

ユーロの動向に左右される神経質な展開!!

16日(金)のドル円は、連休前の外貨需要を意識した買いが見られ、東京時間の午前はじり高となりました。しかし、午後に入ると上値を試すだけの材料にも欠け、他通貨の動意が鈍いことも後押しとなり76円後半を中心とした非常に狭いレンジ取引になりました。欧州勢参入後には、ユーロ各国の債務問題を懸念したユーロの下落をきっかけにリスク回避のドル買い円買いが優勢になったものの、安全通貨同士のため大きな動きはなくドル円は76.70円付近で膠着状態となりました。NY市場では、米ミシガン大学消費者態度指数が市場予想を上回る強い結果が好感され高値となる76.963円を付けました。しかし、反応は一時的で寄り付き上昇して始まったNYダウ平均が次第に横ばい推移となると、上値の重さが目立ち76.80円付近でもみ合ったまま、76.829円(前日比+0.146円)で取引を終えました。

ユーロ円は、今日から開催されるユーロ圏財務相会合の結果を見極めたいとの思惑から、東京市場では積極的に仕掛ける様子はみられず、比較的限られたレンジで推移しました。しかし、東京市場の終盤にIMF副専務理事が債務問題の危機に対して発言したことを受けて売りが優勢となり、欧州勢の参入後もリスク回避の流れが継続し安値105.538円を付けました。ただ、NY市場に入ると売りが一巡し、方向性を探る中で下値で買いが散発的に入り106円台まで自立反発しました。引けにかけて、注目されていたユーロ圏財務相会合において、ギリシャ救済を目的とした担保証券発行について言及されなかったことに嫌気し、105.917円(前日比-0.539円)まで小幅に値を崩し取引を終えました。


≪2011年9月16日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 9%  買い91%
ユーロ・円  :「ブル」売り26%  買い74%
ユーロ・ドル :「ベア」売り52% 買い48%
英ポンド・円 :「ブル」売り10% 買い90%
豪ドル・円  :「ブル」売り10% 買い90%
NZドル・円  :「ブル」売り35% 買い65%

【今日の主な経済指標】
08:01 GBP  ライトムーブ住宅価格[前月比] 9月
18:00 EUR  建設支出[前月比] 7月
18:00 EUR  建設支出[前年同月比] 7月
23:00 USD  NAHB住宅市場指数 9月

                                          今日のトレードポイント

ギリシャの債務問題に対する不透明感が強く、経済指標の強い結果にも反応が薄いことから、債務問題に関する報道に対しては神経質な状態が継続しそうです。様子見ムードが強まる中で、日本政府&日銀が「投機的な動きに注視し、必要なら断固たる措置」を取ると発言しており、リスク回避で過度に円買いが進んだ場合は為替介入を警戒する必要がありそうです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 75.00-78.00  ユーロ・円 104.00-106.50  ポンド・円 120.00-122.50

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