FXレポート

材料が乏しい中、様子見ムードが強まり膠着相場か!?

昨日のドル円は、引き続きギリシャをめぐる不透明感が強いことで、東京時間から特段材料が見当たらず上値の重たい展開となりました。その後も東京市場では手がかり難となり、リスク懸念を強めるような新たな材料も出なかったことから狭いレンジで推移しました。午後に入り、上値の重たさを再認識すると77円前半までじりじりと下げ幅を広げる展開となり、その後、欧州勢が参入してくる時間帯になるとドル売りが優勢となり、77円台を割り込みました。NY勢の参入後も依然として上値の重たい展開であり、またダウ平均がマイナスで寄り付いたことも重しとなり、ドル売りに傾きました。方向感が乏しい中、積極的な取引が控えられ、76.89円(前日比:-0.332)で取引を終えました。

ユーロ円は欧州債務問題が懸念される中、ギリシャ債の利回りが上昇したこともあり、限定的な値幅ながら下げ幅を広げる展開となりました。欧州入りにかけては「中国はイタリア国債を購入しない」と報道され、ユーロドルが下押しした影響により105円台を割り込むと一段と売りが加速し、安値104.40円まで下落しました。NY市場に入ると下値では買いが入り、105円台まで回復するものの材料が欠け伸び悩む展開に。ユーロドルの動きが横ばいになったことにより、つられる形で105円前半で膠着相場となり、前日比-0.400円となる105.197円で引けました。


≪2011年9月13日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り 7%  買い93%
ユーロ・円  :「ブル」売り23%  買い77%
ユーロ・ドル :「ブル」売り45% 買い55%
英ポンド・円 :「ブル」売り 6% 買い94%
豪ドル・円  :「ブル」売り 6% 買い94%
NZドル・円  :「ブル」売り29% 買い71%

【今日の主な経済指標】
13:30 JPY  鉱工業生産・確報値[前月比] 7月      
16:15 CHF  生産者輸入価格[前月比] 8月
17:30 GBP  失業保険申請件数 8月
17:30 GBP  失業率 8月
18:00 EUR  鉱工業生産[前月比] 7月
20:00 USD  MBA住宅ローン申請指数[前週比]
21:30 CAD  四半期設備稼働率 4-6月期
21:30 USD  卸売物価指数(PPI)[前月比] 8月
21:30 USD  卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)[前月比] 8月
21:30 USD  小売売上高[前月比] 8月
23:00 USD  企業在庫[前月比] 7月
06:00 NZD  ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利


                                          今日のトレードポイント

取引材料難の中、下値では自立反発が見られており、本日も神経質な展開が継続するかもしれません。中国系ファンドのイタリア国債購入協議との報道をきっかけにリスク回避が幾分落ち着いていましたが、欧州財政不安の懸念が根強く、明日にはギリシャ首相と独・仏首脳による電話会談が予定されており、積極的に動きにくい展開となりそうです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円 75.50-78.50  ユーロ・円 103.00-106.00  ポンド・円 120.50-122.50

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