FXレポート

休場明けの米国市場に注目!!

昨日のドル円は序盤、金曜日に発表された米雇用統計の悪化を背景にリスク回避の動きからユーロドルでドル買いが先行し、ドル円も連れ高となり76.95円付近まで上昇した。しかしその後、日経平均やGLOBEXのNYダウ先物の軟調推移を受けて76.693円まで失速。欧州市場に入ると、ユーロ圏のソブリンリスクが意識され欧州株式が3%超の下落するなど、リスク回避のドル買いが優勢となり76.85円付近まで上昇した。NY市場では、労働感謝の祝日の影響で取引参加者が減少し市場が閑散とするなか、ギリシャ2年債の利回りが50%を上回ったほか、米格付け会社ムーディーズがイタリアの格下げを行うとの思惑から、再びユーロ圏のソブリンリスクが懸念され、ドル円はユーロを主導としたドル買いにサポートされ76.972円まで上昇し76.900円(前日比+0.087円)で取引を終えた。

ユーロ円は、東京市場で日経平均の軟調推移を受けて、リスク回避姿勢が強まると108.65円付近まで緩やかに軟化した。欧州勢参入後は、アジア株や世界的な景気減速懸念から欧州株式が大幅下落すると、ユーロ各国のソブリンリスクが懸念され108.406円まで下げ幅を拡大した。その後、NY市場の休場で取引参加者の乏しさから流動性が低下していたため、ボラタイルな動きをみせ108.141円まで下押しするなど、やや荒れた相場展開となり前日比-0.689円となる108.389円で取引を終えた。

≪2011年9月5日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り16% 買い84%
ユーロ・円  :「ブル」売り 8% 買い92%
ユーロ・ドル :「ブル」売り35% 買い65%
英ポンド・円 :「ブル」売り 7%  買い93%
豪ドル・円  :「ブル」売り11% 買い89%
NZドル・円  :「ブル」売り19% 買い81%

【今日の主な経済指標】
13:30 AUD  豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
16:15 CHF  消費者物価指数(CPI)[前月比] 8月
18:00 EUR  四半期域内総生産(GDP、改定値)[前期比] 4-6月期
18:00 EUR  四半期域内総生産(GDP、改定値)[前年同期比] 4-6月期
19:00 DEM  製造業新規受注[前月比] 7月
19:00 ZAR  四半期 南アフリカ経済研究所(BER)企業信頼感指数 7-9月期
23:00 USD  ISM非製造業景況指数(総合) 8月

                  今日のトレードポイント

本日は、米国とカナダが連休明けとなり市場に取引参加者が戻ってくることから、NYダウや米長期金利の値動きに伴うリスク許容度の変化に注目したいでしょう。また、日本時間23時00分には米ISM非製造業景況指数の発表を控えており、市場予想は51.0となっています。ただ、米雇用の悪化を背景に景気減速懸念が強まっているため、予想よりも弱い結果になれば、リスク回避から安全通貨のドル買いが優勢になるかもしれません。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   76.00-77.50     ユーロ・円 106.50-110.00      ポンド・円 122.50-125.00

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