今週のドル円 ドルのモメンタムは上昇、ドル高傾向だが限界も
今週のドル・円相場は、先週の流れを引き継ぎドル高傾向が継続しそうだ。ドルのモメンタムは上昇中で、再び100円台をつける可能性もありそう。
まずは、5月1日につけた99円56銭を終値ベースで上抜く必要があるが、この価格を上抜くと100台乗せが視野に入ってこよう。
ただ、100円台に入った場合の上値の目処だが、ボリンジャーバンドは下向きとなっており、ドルの上値は限定的となりそう。
ボリンジャーバンドでは101円の前半が+2σの値となっており、更なるドル高に向かうためには、すくなくともこの価格帯を突破する必要がある。
また、ボリンジャーバンドの+2σを突破できなかった場合は、再びドルが押し戻され、90円台後半までドルが売られる可能性も出てこよう。
そうなった場合は、トリプルトップが形成されることも考えられ、完成した場合は再びドル売り圧力が上昇することも頭に入れておきたいところだ。
いずれにしても、今週のドル円はどこまでドルの強さが続くのか試される週になると考えられるため、その反動による急激な価格変動には注意が必要と言えよう。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)
まずは、5月1日につけた99円56銭を終値ベースで上抜く必要があるが、この価格を上抜くと100台乗せが視野に入ってこよう。
ただ、100円台に入った場合の上値の目処だが、ボリンジャーバンドは下向きとなっており、ドルの上値は限定的となりそう。
ボリンジャーバンドでは101円の前半が+2σの値となっており、更なるドル高に向かうためには、すくなくともこの価格帯を突破する必要がある。
また、ボリンジャーバンドの+2σを突破できなかった場合は、再びドルが押し戻され、90円台後半までドルが売られる可能性も出てこよう。
そうなった場合は、トリプルトップが形成されることも考えられ、完成した場合は再びドル売り圧力が上昇することも頭に入れておきたいところだ。
いずれにしても、今週のドル円はどこまでドルの強さが続くのか試される週になると考えられるため、その反動による急激な価格変動には注意が必要と言えよう。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)