北朝鮮情勢に警戒
昨日のドル円は、静かな動きとなりました。北朝鮮情勢への警戒感から上値を抑えられたものの下値も限定的で、ドル円は終始109円台前半でこう着する展開となりました。先週大幅な上昇を見せたユーロドルも週明けで取引が手控えられ、ロンドンフィックスに向けて一時的な上昇があったものの小幅な上昇にとどまりました。ドル円は前日比では0.06円安い109.260円で取引を終えました。
≪2017年08月28日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り24% 買い76%
ユーロ・円 :「ベア」 売り80% 買い20%
英ポンド・円 :「ブル」 売り38% 買い62%
豪ドル・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
NZドル・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り84% 買い16%
【今日の主な経済指標】
08:30 JPY 全世帯家計調査・消費支出[前年同月比] 7月
08:30 JPY 失業率 7月
08:30 JPY 有効求人倍率 7月
15:00 DEM GFK消費者信頼感調査 9月
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 8月
15:45 FRF 消費支出[前月比] 7月
15:45 FRF 国内総生産(GDP、改定値)[前期比] 4-6月期
21:30 CAD 鉱工業製品価格[前月比] 7月
21:30 CAD 原料価格指数[前月比] 7月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数 6月
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 6月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 8月
- 今日のトレードポイント -
本日は北朝鮮情勢を巡る円全面高が予想されます。取引開始直後に北朝鮮のミサイル発射が伝わり、午前中の東京時間はリスクオフの流れから円が買われると見込んでいます。テクニカル的に重要なポイントである108.60円を割れば、105円程度までの下落も予想され、ヘッドラインによって円はしばらく下落トレンドに突入するかもしれません。指標では米消費者信頼感指数の発表が予定されていますが、明日以降に雇用関連指標が予定されている事から影響は限定的と見ています。日米政府の対応を含むヘッドラインに注視していきたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 108.00-109.80
ユーロ・円 129.30-131.50
ポンド・円 139.80-141.80