材料不足からトレンド進む
昨日のドル円は北朝鮮情勢を受け円高基調。109円を割り込み一時108.63円をつけてから上昇し前日比では0.251円安い108.964円で取引を終えました。対照的にユーロドルは1.1756ドルから1.1813ドルまで上昇。全体的に今後の中銀総裁の発言や中銀動向を様子見したい目算から上がったところでは利益確定の動きが出るなど、強いモメンタムは確認できない一日となった。
≪2017年08月21日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
ユーロ・円 :「ベア」 売り64% 買い36%
英ポンド・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
豪ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
NZドル・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り71% 買い29%
【今日の主な経済指標】
15:00 CHF 貿易収支 7月
17:30 HKD 消費者物価指数(CPI)[前年比] 7月
18:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 8月
18:00 EUR ZEW景況感調査 8月
21:30 CAD 小売売上高[前月比] 6月
21:30 CAD 小売売上高(除自動車)[前月比] 6月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 6月
22:00 USD 四半期住宅価格指数[前期比] 4-6月期
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 8月
- 今日のトレードポイント -
今日は主だった材料は少ないですが、指標での注目はZEW景況感指数でしょう。金融緩和の出口を模索するECBにとって重要なポイントであり今後のユーロドルのモメンタムが持続するかに注目したいです。また、北朝鮮情勢で相場はヘッドラインで円買い、時間経過で売り戻しの繰り返しが見られるので、短期的な値動きには追従せずレンジ幅を意識しながらの売買に取り組みたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 108.20-109.50
ユーロ・円 128.00-129.00
ポンド・円 140.00-141.00