手掛かり不足も収益チャンスにできるか
昨日のドル円は調整的な地合いのなかジリ上げ。東京時間は日経平均の上昇を背景に買いが先行し一時110.91円付近まで上昇しました。欧州時間に入ると方向感のない展開となったものの、米ADP全国雇用者数が発表されると上値を110.981円まで伸ばしました。ただ、その後米長期国債利回りが低下したことで上値が重くなり110.28円近辺まで反落し110.739円で取引を終えました。
≪2017年08月2日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り28% 買い72%
ユーロ・円 :「ベア」 売り79% 買い21%
英ポンド・円 :「ブル」 売り49% 買い51%
豪ドル・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
NZドル・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り76% 買い24%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分
08:50 JPY 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分
10:30 AUD 貿易収支 6月
16:50 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
16:55 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値) 7月
17:00 EUR 欧州中央銀行(ECB)月報
17:30 GBP サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 7月
18:00 EUR 小売売上高[前月比] 6月
18:00 EUR 小売売上高[前年同月比] 6月
20:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表グラフのマーク
20:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
20:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:00 GBP 英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告(インフレリポート)
20:30 USD チャレンジャー人員削減数[前年比] 7月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:00 USD ISM非製造業景況指数(総合) 7月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 6月
- 今日のトレードポイント -
本日はBOE政策金利、米新規失業保険申請件数、米ISM非製造業景況指数と複数の指標の発表が予定されています。ドル円はこれらの指標結果によって一喜一憂する展開になることが想定されますが、明日に米雇用統計が控えていることから110円台でのレンジ取引になるとみています。そのため、株式市場や米長期国債利回りの動向をみながらRSIやストキャスティクス等のオシレーター系指標を用いて丁寧にトレードするのが賢明と言えそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 110.80-111.00
ユーロ・円 130.80-132.00
ポンド・円 144.00-149.00