週明けは動きなし
月曜日の為替は静かな動きとなりました。ドル円は東京市場が休みとの事もありレンジ内での取引。東京時間はほぼ動きが見られず、ロンドン時間に入るとやや軟調な展開で112.30円台を推移。しかしロンドンフィックスに向けたフローで円は弱含み一時112.80円台まで反発しました。しかしこの流れで上値の重さを確認すると次第に上げ幅を縮小しドル円は112円台半ばで取引を終えました。ユーロ円は先週末にかけての調整の流れから反発し129円を取り戻す展開、ユーロドルは引き続き強いユーロの流れを引き継ぐ形で1.1480ドルに到達しました。
≪2017年07月17日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
ユーロ・円 :「ベア」 売り69% 買い31%
英ポンド・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
豪ドル・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
NZドル・円 :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り86% 買い14%
【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期消費者物価(CPI)[前期比] 4-6月期
10:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 6月
17:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 6月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 6月
17:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前年同月比] 6月
17:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 6月
18:00 DEM ZEW景況感調査(期待指数) 7月
18:00 EUR ZEW景況感調査 7月
21:30 USD 輸入物価指数[前月比] 6月
21:30 USD 輸出物価指数[前月比] 6月
23:00 USD NAHB住宅市場指数 7月
05:00 USD 対米証券投資(短期債除く) 5月
- 今日のトレードポイント -
本日のポイントは夕方頃に発表される英消費者物価指数と22:30からのカーニー総裁の講演となるでしょう。世界的な量的緩和政策の縮小は円にとってはポジティブな材料となるため、英国の足元景気の解釈からリスクオフの流れがサポートされるかに市場の関心が集まっています。また、BoAやGSなどの米大手金融決算の動向も、低金利環境下での景況感を測る上で一つのポイントになるでしょう。現在ドル円と日経平均は相関が外れているため東京時間は112.00円-113.00円のレンジ相場を予想します。ロンドン時間に入ってからは緩やかな円安の流れを予想します。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.00-113.50
ユーロ・円 128.50-130.20
ポンド・円 145.00-150.00