米雇用統計前に行って来いが続く
昨日のドル円は113円を挟み行って来い。東京市場では日経平均が2万円割れの取引となったことで円買いが優勢になり112.887円まで下落しました。後場に入ると、再び日経平均が2万円台を回復したことをきっかけに113.468円の高値まで反発。NY市場では、米6月ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数が予想を下回ると113円前半まで下落したものの、米ISM非製造業景況指数が57.4と予想の56.5を上回ったことから再び高値付近まで上昇し、前日比では0.03円安い113.207円で取引を終えました。
≪2017年7月6日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り48% 買い52%
ユーロ・円 :「ベア」 売り82% 買い18%
英ポンド・円 :「ベア」 売り65% 買い35%
豪ドル・円 :「ブル」 売り24% 買い76%
NZドル・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り85% 買い15%
【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 外貨準備高 6月
09:00 JPY 毎月勤労統計調査-現金給与総額[前年同月比] 5月
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・速報値 5月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・速報値 5月
14:45 CHF 失業率 6月
15:00 DEM 鉱工業生産[前月比] 5月
15:45 FRF 貿易収支 5月
15:45 FRF 経常収支 5月
15:45 FRF 財政収支 5月
15:45 FRF 鉱工業生産指数[前月比] 5月
17:30 GBP 鉱工業生産指数[前月比] 5月
17:30 GBP 製造業生産指数[前月比] 5月
17:30 GBP 貿易収支 5月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 6月
21:30 USD 失業率 6月
21:30 USD 平均時給[前月比] 6月
21:30 CAD 失業率 6月
21:30 CAD 新規雇用者数 6月
23:00 CAD Ivey購買部協会指数 6月
- 今日のトレードポイント -
昨日に続き方向感の出ない日が続いています。上値は北朝鮮による地政学リスクに抑えられ、下値は米国の経済成長への期待に支えられている構図がみてとれます。地政学リスクは突発的に発生し、短期的に意識されるものの、のど元を過ぎると収束していく傾向にあります。北朝鮮による地政学リスクがマーケットに食傷気味に受け取られるまでにはまだ数日間掛かる見通しですが、本日の米雇用統計がマーケットの期待通り良好な内容になれば、地政学リスクの収束の一助になることが考えられ、ドルにとっての正念場になりそうです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 112.70-113.80
ユーロ・円 128.10-129.70
ポンド・円 146.00-147.30