ドル上昇で状況が一変、上値を試す展開か
先週末の米雇用統計の結果を受け、ドルが買い戻され大幅に上昇して取引を終えた。先週末までの時点で、抵抗と思われた25日移動平均線や200日移動平均線など、日足の抵抗ラインを全て一気に突破しており、今週このままの価格水準を保つことができれば、ドル高基調が定着してきそう。
ただ、中期的なトレンドを示す週足でみると、こちらは、まだ下向きの52週移動平均線を突破できておらず、4月3日に101円45銭を付けたあと押し返された時と同様に、52週移動平均線で押し返される可能性も否定できない。また、52週移動平均線の値は、99円台前半となっていることから、今週このまま一気に99円台を突破して週末をむかえるようなことになると、4月3日の高値101円45銭超えも視野に入ってこよう。
一方で、このまま52週移動平均線に押し返された場合でも、26週移動平均線が上向きに変わってきており、26週移動平均線がサポートとなりそう。26 週移動平均線は95円台前半となっているが、仮にこの水準まで押し返されたとしても、5月22日に付けた93円82銭を終値で下回ることがなければ、一時的なドル安で終了する可能性が高いと考えられよう。
いずれにしても、今週はドル高の動きがどこまで続くのか、注目の週となりそうだ。
ただ、中期的なトレンドを示す週足でみると、こちらは、まだ下向きの52週移動平均線を突破できておらず、4月3日に101円45銭を付けたあと押し返された時と同様に、52週移動平均線で押し返される可能性も否定できない。また、52週移動平均線の値は、99円台前半となっていることから、今週このまま一気に99円台を突破して週末をむかえるようなことになると、4月3日の高値101円45銭超えも視野に入ってこよう。
一方で、このまま52週移動平均線に押し返された場合でも、26週移動平均線が上向きに変わってきており、26週移動平均線がサポートとなりそう。26 週移動平均線は95円台前半となっているが、仮にこの水準まで押し返されたとしても、5月22日に付けた93円82銭を終値で下回ることがなければ、一時的なドル安で終了する可能性が高いと考えられよう。
いずれにしても、今週はドル高の動きがどこまで続くのか、注目の週となりそうだ。