株式や原油相場の続落でリスク回避の円買い強まる!
昨日のドル円は、東京市場では、日経平均株価が一時340円超高となったことでリスク回避の動きが後退し、118円手前まで値を上げました。また12月中国貿易収支が予想より強い結果となったことから中国の景気先行き不安が後退し、日経平均株価も上昇幅を広げ118.30円近辺までドル買いが強まりました。午後では、日経平均株価が一時500円超高となり株高を手掛かりにドル円は堅調に推移しました。欧州市場では、ナイト・セッションの日経平均先物や時間外の米10年債利回りが上昇したことが下支えし底堅く推移しました。ただ、徐々に上値の重たさを確認すると若干値を切り下げました。NY市場では、原油先物相場の下落を受け資源国通貨が対円で大きく下落したほか、米10年債利回りが低下したことで118円を割り込みました。注目された米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、目立った内容は確認できなかったため、NYダウの大幅下落や原油先物相場の戻りの鈍さをながめ、前日比では0.093円高い117.740円で取引を終えました。
≪2016年01月13日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
ユーロ・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
英ポンド・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
豪ドル・円 :「ブル」 売り10% 買い90%
NZドル・円 :「ブル」 売り10% 買い90%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り66% 買い34%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY 機械受注[前月比] 11月
8:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 12月
8:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 12月
9:30 AUD 新規雇用者数 12月
9:30 AUD 失業率 12月
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 12月
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:30 EUR 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 11月
22:30 USD 輸入物価指数[前月比] 12月
22:30 USD 輸出物価指数[前月比] 12月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
- 今日のトレードポイント -
米連邦準備理事会(FRB)は、昨日の地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)で雇用や消費支出に改善はみられるものの、ドル高やエネルギー安が足かせとなっている見方を示しました。ただ、先行きの経済成長については、半数の地区が引き続き見通しは総じて前向きだとしています。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年実施する利上げ回数を年4回と予想していますが、物価の2%上昇に向けた明確な動きがみられるかどうかによるとも強調しており、今後の経済指標の内容が重要となっています。引き続き株安・原油安による展開に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-119.00
ユーロ・円 127.00-129.00
ポンド・円 169.00-171.00
≪2016年01月13日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
ユーロ・円 :「ブル」 売り45% 買い55%
英ポンド・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
豪ドル・円 :「ブル」 売り10% 買い90%
NZドル・円 :「ブル」 売り10% 買い90%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り66% 買い34%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY 機械受注[前月比] 11月
8:50 JPY 国内企業物価指数[前月比] 12月
8:50 JPY 国内企業物価指数[前年同月比] 12月
9:30 AUD 新規雇用者数 12月
9:30 AUD 失業率 12月
16:00 DEM 卸売物価指数(WPI)[前月比] 12月
21:00 GBP イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 GBP 英中銀資産買取プログラム規模
21:00 GBP 英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:30 EUR 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
22:30 CAD 新築住宅価格指数[前月比] 11月
22:30 USD 輸入物価指数[前月比] 12月
22:30 USD 輸出物価指数[前月比] 12月
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
- 今日のトレードポイント -
米連邦準備理事会(FRB)は、昨日の地区連銀経済報告(ベージュ・ブック)で雇用や消費支出に改善はみられるものの、ドル高やエネルギー安が足かせとなっている見方を示しました。ただ、先行きの経済成長については、半数の地区が引き続き見通しは総じて前向きだとしています。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今年実施する利上げ回数を年4回と予想していますが、物価の2%上昇に向けた明確な動きがみられるかどうかによるとも強調しており、今後の経済指標の内容が重要となっています。引き続き株安・原油安による展開に注意して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-119.00
ユーロ・円 127.00-129.00
ポンド・円 169.00-171.00