FXレポート

本日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表に注目!

昨日のドル円は、121.077円で取引を開始した後、東京市場の午前において日経平均株価が150円超下落したことや、上海総合指数の下げ幅拡大に伴い投資家心理が悪化したことで円高が進み、120.48円近辺まで下値を広げました。午後に入ると、米連邦公開市場委員会(FOMC)・日銀金融政策決定会合を前に方向感の乏しい動きとなりましたが、じり高の展開となり120.68円近辺まで値を戻しました。欧州勢参入後は、ナイト・セッションの日経平均先物が下落して始まったことや、対欧州通貨を中心に買いの動きが強まり120.34円近辺まで反落しました。NY市場では、9月米耐久財受注が2か月連続で減少したほか、10月米消費者信頼感指数が、3か月ぶりの水準に低下になるなど指標の発表が続きましたが、積極的な売買は控えられ、前日比では0.567円安い120.470円で取引を終えました。

≪2015年10月27日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」 売り36% 買い64%
ユーロ・円  :「ブル」 売り32% 買い68%
英ポンド・円 :「ブル」 売り31%  買い69%
豪ドル・円  :「ブル」 売り14%  買い86%
NZドル・円  :「ブル」 売り25% 買い75%
ユーロ・ドル :「スクエア」 売り50% 買い50%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 大型小売店(既存店)販売額[前年同月比] 9月
08:50 JPY 小売業販売額[前年同月比] 9月
09:30 AUD 四半期消費者物価(CPI)7-9月期
16:00 DEM 輸入物価指数 9月
16:00 DEM GFK消費者信頼感調査 11月
16:45 FRF 消費者信頼感指数 10月
20:00 USD MBA住宅ローン申請指数[前週比]
03:00 USD 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
05:00 NZD ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利

- 今日のトレードポイント -
ドル円は、材料難で上値の重い展開が続き2日連続で下落となりました。テクニカル面では、日足の一目均衡表で雲の中まで値が戻ってしまっているため方向感がつかみづらい展開になっています。昨日は雲下限付近で、ドルが買い戻される場面が見られたので、本日は120.20円近辺がサポートラインになりそうです。しかし、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、12月利上げへの手掛かりがつかめなかった場合、下値を試す展開になる可能性があるので注意が必要です。

[今日の予想レンジ]
ドル・円    120.00-122.00
ユーロ・円 132.00-135.00
ポンド・円 183.00-186.00

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