ドラギECB総裁の発言を受けユーロ急落!
昨日のドル円は、東京市場で日経平均株価が一時110円超下落したことで119.80円近辺まで下押ししたものの下値は限定的となりました。午後では、日経平均株価が下げ幅を広げたことで一時119.60円近辺まで下げ足を速めましたが、日経平均株価が下げ渋るとドル円も持ち直しました。欧州市場では、欧州中央銀行(ECB)定例理事会やドラギECB総裁の定例記者会見を前に、追加緩和への思惑からユーロを売る動きが強まりました。ドル円は、ユーロ円の下落につれた売りが相場の重しとなり上値の重い展開が続きました。NY市場では、欧州中央銀行(ECB)が市場予想通り政策金利を0.05%で据え置きましたが、定例記者会見でドラギECB総裁が追加金融緩和に積極的な姿勢を示したことでユーロ全面安となりました。9月の米景気先行指標総合指数は、予想より弱い結果となったものの、ユーロに対してドルや資源国通貨買いが優勢となり120.40円近辺まで上昇しました。またNYダウが300ドル超高となりドル買い圧力が強まったことで、前日比では0.751円高い120.667円で取引を終えました。
≪2015年10月22日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り46% 買い54%
ユーロ・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
英ポンド・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
豪ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
NZドル・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 8月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 8月
16:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:00 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
- 今日のトレードポイント -
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、需要下振れを背景とする原油安が起因となりインフレ期待が低下していることで、新たな金融緩和手段を検討しており、12月の理事会で発表する可能性があると表明しました。またインフレ押し上げに向けて中銀預金金利の追加引き下げにも言及したことで、ユーロ全面安となりました。ドル円は、対ユーロでドル買いが急速に強まったほか、NYダウが大幅に上昇したことで120円を上抜けてドル高圧力が強まっています。中国経済の減速や金融市場の不安定化に対する懸念が残るものの、新規失業保険申請件数やミシガン大学消費者信頼感指数からは米国の労働市場や消費の底堅さもあり、短期的にはドル高地合いが続くかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.50-121.00
ユーロ・円 133.00-136.00
ポンド・円 184.00-186.00
≪2015年10月22日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り46% 買い54%
ユーロ・円 :「ブル」 売り32% 買い68%
英ポンド・円 :「ブル」 売り43% 買い57%
豪ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
NZドル・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り47% 買い53%
【今日の主な経済指標】
14:00 JPY 景気先行指数(CI)・改定値 8月
14:00 JPY 景気一致指数(CI)・改定値 8月
16:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:00 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
16:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 10月
- 今日のトレードポイント -
ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁は、需要下振れを背景とする原油安が起因となりインフレ期待が低下していることで、新たな金融緩和手段を検討しており、12月の理事会で発表する可能性があると表明しました。またインフレ押し上げに向けて中銀預金金利の追加引き下げにも言及したことで、ユーロ全面安となりました。ドル円は、対ユーロでドル買いが急速に強まったほか、NYダウが大幅に上昇したことで120円を上抜けてドル高圧力が強まっています。中国経済の減速や金融市場の不安定化に対する懸念が残るものの、新規失業保険申請件数やミシガン大学消費者信頼感指数からは米国の労働市場や消費の底堅さもあり、短期的にはドル高地合いが続くかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.50-121.00
ユーロ・円 133.00-136.00
ポンド・円 184.00-186.00