FXレポート

ドル円は欧米市場が休場のため流動性を欠く!

昨日のドル円は、121.252円で取引を開始。東京市場午前において121.49円近辺まで下押した後は、日経平均株価の続伸に支えられ121.774円と日通し高値を付けました。午後に入ると121.65円を挟んだ値動きとなりました。欧州市場は休場でしたが、時間外のNYダウ先物やナイトセッションの日経平均先物が弱含むと121.450円まで下落し日通し安値を付けました。NY市場では、メモリアルデーの祝日で休場となり流動性を欠くなか、引けにかけてやや買いが入ったものの総じて121.50円前後での狭いレンジ取引となり、前日比では0.013円安い121.534円で取引を終えました。

≪2015年05月25日クローズ時点≫
ドル・円   :「ベア」 売り59% 買い41%
ユーロ・円  :「ブル」 売り47% 買い53%
英ポンド・円 :「ベア」 売り56%  買い44%
豪ドル・円  :「ブル」 売り23%  買い77%
NZドル・円  :「ブル」 売り10% 買い90%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り55% 買い45%

【今日の主な経済指標】
08:50 JPY 企業向けサービス価格指数[前年同月比] 4月
09:00 SGD 四半期国内総生産(GDP、確定値)[前期比年率] 1-3月期
18:30 ZAR 四半期国内総生産(GDP)[前年同期比] 1-3月期
21:30 USD 耐久財受注・輸送用機器除く[前月比] 4月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 3月
22:00 USD 四半期住宅価格指数[前期比] 1-3月期
22:00 USD ケース・シラー米住宅価格指数[前年同月比] 3月
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 4月
23:00 USD 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) 5月
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 5月

- 今日のトレードポイント -
米連邦準備委員会(FRB)による年内利上げ観測が強いものとなり、これがドル買いを促しています。
東京市場では材料難から上値の重い膠着状態が予想されます。欧米市場は休場明けとなるため、株式市場の動向を見ながらの取引になります。また、本日は、4月米耐久財受注[前月比] 、3月ケース・シラー米住宅価格指数、4月米新築住宅販売件数[前月比] 、5月米消費者信頼感指数、5月米リッチモンド連銀製造業指数の発表があります。消費者信頼感指数は6週連続で低下中となっており、今回も前週よりも低下が予想されておりますが、あまり大きな低下とはならず他の経済指標が強い結果となれば、株高による円売りドル買いに期待が持て122円台が視野に入るのではないでしょうか。

[今日の予想レンジ]
ドル・円    121.00-122.00
ユーロ・円 132.00-135.00
ポンド・円 185.50-191.00

知りたい語句を入力して、検索ボタンを押してください

トレイダーズ証券

金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第123号 加入協会 日本証券業協会 金融先物取引業協会 第二種金融商品取引業協会 日本投資顧問業協会 トレイダーズ証券は、上場企業トレイダーズホールディングス(スタンダード市場上場8704)の100%子会社です。