米長金利低下でドル軟調!
昨日のドル円は、東京市場の午前中は日経平均株価が一時210円超高となったものの、目立った買いとならず120円を挟んで神経質な動きが続きました。午後ではオセアニア通貨などでドル売りが進みドル円もつらなって徐々に値を下げました。欧州市場では、対ポンド中心にドル買いが強まり120円台まで持ち直したものの、新規材料難からしばらくもみ合いとなりました。その後は、時間外のダウ先物や日経平均先物、欧州株などが軟調に推移したことで売りに押され119.80円近辺まで押し戻されました。NY市場では、米長期金利の低下などをながめ、2月米中古住宅販売件数が予想を下回ったことで全般ドル売りが先行し119.60円付近まで下げ幅を広げました。その後は、値を徐々に戻したものの米長期金利の動向に左右される展開となり、方向感の乏しさからもみ合いが続き、前日比では0.440円安い119.699円で取引を終えました。
≪2015年03月23日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
ユーロ・円 :「ベア」 売り58% 買い42%
英ポンド・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
豪ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
NZドル・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り77% 買い23%
【今日の主な経済指標】
17:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:00 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 2月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 2月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 2月
21:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 2月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 1月
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 2月
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 2月
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 3月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したことで、ドルは全体に調整局面になる可能性が高まっています。米国の金融緩和が長期化することは、株式市場にとって大きな支援材料となり、中長期的には、米国の金融政策正常化期待を背景にドルの下落余地も限定的となりそうです。当面は上値の重い展開が予想されますが、経済指標に一喜一憂しながら押し目買いのタイミングを模索して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 128.00-132.00
ポンド・円 176.00-182.00
≪2015年03月23日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り30% 買い70%
ユーロ・円 :「ベア」 売り58% 買い42%
英ポンド・円 :「ブル」 売り25% 買い75%
豪ドル・円 :「ブル」 売り22% 買い78%
NZドル・円 :「ブル」 売り36% 買い64%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り77% 買い23%
【今日の主な経済指標】
17:00 FRF 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:00 FRF サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
17:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 3月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 2月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 2月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 2月
21:30 USD 消費者物価指数(CPI)[前月比] 2月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 1月
23:00 USD 新築住宅販売件数[年率換算件数] 2月
23:00 USD 新築住宅販売件数[前月比] 2月
23:00 USD リッチモンド連銀製造業指数 3月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したことで、ドルは全体に調整局面になる可能性が高まっています。米国の金融緩和が長期化することは、株式市場にとって大きな支援材料となり、中長期的には、米国の金融政策正常化期待を背景にドルの下落余地も限定的となりそうです。当面は上値の重い展開が予想されますが、経済指標に一喜一憂しながら押し目買いのタイミングを模索して取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.00
ユーロ・円 128.00-132.00
ポンド・円 176.00-182.00