連日の米経済指標の弱い結果を受けてドル円失速!
先週金曜日のドル円は、東京市場午前において、日経平均の下落に伴って円買い・ドル売りが先行したものの、週末の実質5・10日(ゴトー日)とあって仲値決済に向けた買いから119円を挟んでの推移となり下値は限られました。午後では、財務省が実施した5年債入札が不調だったことを受けて長期金利が上昇すると円買い・ドル売りで反応したほか、日経平均株価が一時110円超安まで下げたことも重しとなり、118.50円近辺まで下げ足を速めました。欧州市場では、米長期金利が上昇に転じたことなどをながめ円売り・ドル買いが優勢となり118.90円近辺まで上昇しました。ただ、米国の3連休を控えた週末とあって商いが薄く、もみ合いが続きました。NY市場では、注目された2月米ミシガン大消費者態度指数速報は93.6と予想を下回る弱い結果となったこを受けて売りに押され118.50円近辺まで下落しました。売り一巡後は、新規材料難から下値も限定的となり118.60円前後でのもみ合いが続きました。引けにかけては、米国の連休を控えて値動きが乏しく前日比では0.237円低い118.718円で取引を終えました。
≪2015年02月13日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り60% 買い40%
英ポンド・円 :「ブル」 売り33% 買い67%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り64% 買い36%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 10-12月期
8:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[年率換算] 10-12月期
9:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 2月
13:30 JPY 鉱工業生産・確報値[前月比] 12月
19:00 EUR 貿易収支 12月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、前回の米国雇用統計の好結果を受け120円台回復したものの、米ドル買いが持続せず118円台半ばでもみ合いが続いています。ただ、NYダウは、18,000ドル台に乗せたほか、米10年物国債利回りも2%台を回復し、ドル買い意欲が強い為下値も限定的となっています。またギリシャやウクライナ情勢も改善の兆しが見られ、リスク回避ムードは後退してきており、しばらくは株高・円安の地合いが続くかもしれません。今週は、日銀金融政策決定会合を控えておりますが、金融政策は据え置かれる見方が強くなっています。黒田日銀総裁はこれまで「物価目標の実現のために必要であれば躊躇なく調整行う」と繰り返し述べており、「追加緩和に対する悪影響」について言及するか内容を見極めたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00
≪2015年02月13日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り60% 買い40%
英ポンド・円 :「ブル」 売り33% 買い67%
豪ドル・円 :「ブル」 売り12% 買い88%
NZドル・円 :「ブル」 売り14% 買い86%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り64% 買い36%
【今日の主な経済指標】
8:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[前期比] 10-12月期
8:50 JPY 四半期実質国内総生産(GDP、速報値)[年率換算] 10-12月期
9:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 2月
13:30 JPY 鉱工業生産・確報値[前月比] 12月
19:00 EUR 貿易収支 12月
- 今日のトレードポイント -
ドル円は、前回の米国雇用統計の好結果を受け120円台回復したものの、米ドル買いが持続せず118円台半ばでもみ合いが続いています。ただ、NYダウは、18,000ドル台に乗せたほか、米10年物国債利回りも2%台を回復し、ドル買い意欲が強い為下値も限定的となっています。またギリシャやウクライナ情勢も改善の兆しが見られ、リスク回避ムードは後退してきており、しばらくは株高・円安の地合いが続くかもしれません。今週は、日銀金融政策決定会合を控えておりますが、金融政策は据え置かれる見方が強くなっています。黒田日銀総裁はこれまで「物価目標の実現のために必要であれば躊躇なく調整行う」と繰り返し述べており、「追加緩和に対する悪影響」について言及するか内容を見極めたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 117.00-121.00
ユーロ・円 134.00-137.00
ポンド・円 180.00-185.00