日本は大晦日!薄商いとなる中ドル円は弱含み!
昨日のドル円は、東京市場の午前中に日経平均株価が160円超の下げ幅となり、リスク回避的な売りが優勢となり、一時120.50円近辺まで値を下げました。その後も日経平均株価がさえない動きを続けたことをながめ、リスク回避目的の売りが継続し上値の重い展開が続きました。午後になっても軟調な展開が続き、売り一巡後は下げ渋る場面も見られましたが、いったん下げ止まった日経平均が引けにかけて270円超安まで下げ幅を広げたことで戻りも限定的となりました。欧州市場では、東京市場のリスク回避的な売りの影響からナイト・セッションの日経平均先物の250円安をながめ、節目となる120円を下抜けるとストップロスを誘発し、119.20円近辺まで急速に下げ足を早めました。ただ、売りが一巡すると急ピッチで値を下げた反動から119.80円近辺まで反発しました。NY市場では、ナイト・セッションの日経平均先物が再び弱含んだほか、米10年債利回りが低下したことを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まりドル売りが再燃したほか、12月米消費者信頼感指数が予想を下回る結果だったことも売りを加速させ、一時118円台まで下落しました。引けにかけては、米長期金利が低下幅を縮めたことなどをながめ円売り・ドル買いがじわりと強まり徐々に値を戻し、前日比では1.241円安い119.418円で取引を終えました。
≪2014年12月30日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り51% 買い49%
【今日の主な経済指標】
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 12月
0:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
本日は、日本が大晦日のため東京市場は薄商いとなる中、米経済市場の新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数等の指標が控えています。また年明け2日には米ISM製造業景況指数も控えており、来週の雇用統計へ向けて同時間帯での動向には注目したいところです。米国は、来年半ばには利上げ開始が実施される可能性もある一方、日本はさらなる追加緩和の可能性も捨てきれず、金融政策バイアスが逆向き構図から中長期的にはドル上昇基調になる可能性が強まっています。全体的な株高・リスク選好の流れに沿って強気なスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.30
ユーロ・円 145.00-147.80
ポンド・円 185.00-188.50
≪2014年12月30日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り27% 買い73%
ユーロ・円 :「ベア」 売り56% 買い44%
英ポンド・円 :「ブル」 売り40% 買い60%
豪ドル・円 :「ブル」 売り17% 買い83%
NZドル・円 :「ベア」 売り51% 買い49%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り51% 買い49%
【今日の主な経済指標】
22:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
23:45 USD シカゴ購買部協会景気指数 12月
0:00 USD 住宅販売保留指数[前月比] 11月
- 今日のトレードポイント -
本日は、日本が大晦日のため東京市場は薄商いとなる中、米経済市場の新規失業保険申請件数、シカゴ購買部協会景気指数等の指標が控えています。また年明け2日には米ISM製造業景況指数も控えており、来週の雇用統計へ向けて同時間帯での動向には注目したいところです。米国は、来年半ばには利上げ開始が実施される可能性もある一方、日本はさらなる追加緩和の可能性も捨てきれず、金融政策バイアスが逆向き構図から中長期的にはドル上昇基調になる可能性が強まっています。全体的な株高・リスク選好の流れに沿って強気なスタンスで取引に臨みたいところです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 119.00-121.30
ユーロ・円 145.00-147.80
ポンド・円 185.00-188.50