FXレポート

ドル円は取引閑散!上値を試す動きとはならず!

先週金曜日のドル円は、120.126円で取引を開始した後、本邦勢の参入に伴い120.42円近辺まで買いが先行しました。ただ、クリスマス翌日ともあって流動性が激減するなか、追随する動きは見られず上値が切り下がる展開となりました。その後は材料難から120.20円を挟んだ持ち高調整に終始しました。欧米市場では、欧州市場もクリスマスに伴い大半が休場となり、NY勢の参入待ちとなるなか、一時120.37円近辺まで小幅に値を上げたものの、一段高を促す材料に乏しく上値は限られました。NY市場でも市場参加者が極端に少なく取引は閑散となりました。史上最高値を更新しているNYダウ平均がプラス圏で堅調な動きとなり、ドル円は120.47円まで上昇したものの、積極的に上値を追う展開とはなりませんでした。その後は方向感に欠け、前日比では0.213円高い120.380円で取引を終えました。
 
≪2014年12月26日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」 売り31% 買い69%
ユーロ・円  :「ベア」 売り65% 買い35%
英ポンド・円 :「ブル」 売り40%  買い60%
豪ドル・円  :「ブル」 売り17%  買い83%
NZドル・円   :「ブル」 売り46% 買い54%
ユーロ・ドル :「ブル」 売り40% 買い60%

【今日の主な経済指標】

注目指標はありません


- 今日のトレードポイント -

米国は30日に10月米ケース・シラー住宅価格指数や12月米消費者信頼感指数、31日に米新規失業保険申請件数や12月米シカゴ購買部協会景気指数、11月米住宅販売保留指数、2日に12月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数や11月米建設支出が発表されます。また、1日は新年の祝日により米国市場は休場。前日の31日は債券市場が短縮取引となります。来週のドル円ですが、低金利政策を維持している日本や欧州に対し、利上げ開始に向けて大きく前進した米との金融政策の方向性の違いから、今週もドル買いの地合いが継続しそうです。クリスマス休暇を終えた海外勢の本格参入が見込まれているものの、新年の祝日で1日は休場となり、本邦勢は大晦日や正月三が日で週前半のみの参入となります。これを受け材料難から動意に乏しい展開を視野に入れ、その一方で、流動性が低下していても荒い値動きとなることへの警戒感を持って取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円      120.00-121.30
ユーロ・円 146.00-147.80
ポンド・円  185.00-189.50

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