今週のドル・円、日足のドル上昇モメンタムの低下傾向続く
先週に引き続き、ドルの上昇モメンタムの低下が続いており、きっかけ次第では97円台突入もありそう。
先週は、ドル上昇のモメンタムが低下した後、これといった材料もないまま100円を割り込み、一時98円の前半までドルが売られた。週後半には若干持ち直したものの、相変わらずモメンタムは低下傾向となっており、今週は週前半に一気にドルが上昇し、100円台を終値で回復できるかがカギとなりそう。
ただ、今週の取引開始時点で25日移動平均線と5日移動平均線の間に挟まれてのスタートとなっており、5日移動平均線のサポートを下回った場合、一時的には97円台の前半までドルが売られることもありそうだ。
一方、25日移動平均線を上抜いてドルが上昇に転じた場合は、ボリンジャーバンドの+σの100円台前半が当面のターゲットと考えられよう。また、仮に+σを超えてドルが上昇したとしても、下向きの+2σ(101円台前半)が上限となりそうだ。
今週は、ドル再上昇に向けたエネルギーを蓄積する週となるかどうか要注目となろう。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)
先週は、ドル上昇のモメンタムが低下した後、これといった材料もないまま100円を割り込み、一時98円の前半までドルが売られた。週後半には若干持ち直したものの、相変わらずモメンタムは低下傾向となっており、今週は週前半に一気にドルが上昇し、100円台を終値で回復できるかがカギとなりそう。
ただ、今週の取引開始時点で25日移動平均線と5日移動平均線の間に挟まれてのスタートとなっており、5日移動平均線のサポートを下回った場合、一時的には97円台の前半までドルが売られることもありそうだ。
一方、25日移動平均線を上抜いてドルが上昇に転じた場合は、ボリンジャーバンドの+σの100円台前半が当面のターゲットと考えられよう。また、仮に+σを超えてドルが上昇したとしても、下向きの+2σ(101円台前半)が上限となりそうだ。
今週は、ドル再上昇に向けたエネルギーを蓄積する週となるかどうか要注目となろう。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)