NY市場休場で様子見ムードに!ドル円は102円台届かず!!
昨日のドル円は、101.618円で取引を開始後、午前に発表された日本の10-12月期GDP速報値が前期比+0.3%と市場予想の+0.7%から大きく下回ったことで円買いが先行しました。日経平均株価が一時14,214円近辺まで下落したことを受け、ドル円も連動するように一時101.38円近辺の安値をつけましたが、その後101.60円近辺まで持ち直しました。午後も材料難から株価連動のきとなり、日経平均株価が戻りを試す展開が優勢となったことで円売りが先行したものの、株価反発の勢いが鈍ると失速し101円台半ばを小幅に推移しました。欧州市場では再び円売りが優勢となり、一時101.985円の高値をつけました。その後は米国市場がプレジデンツデーの祝日で休場となっていることから101円台後半での横ばい推移が続く様子見ムードとなり、前日比では0.13円高い101.934円で取引を終えました。
≪2014年2月17日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」売り25% 買い75%
ユーロ・円 :「ベア」売り55% 買い45%
英ポンド・円 :「ブル」売り46% 買い54%
豪ドル・円 :「ブル」売り21% 買い79%
NZドル・円 :「ベア」売り61% 買い39%
ユーロ・ドル :「ベア」売り77% 買い23%
【今日の主な経済指標】
09:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
15:30 JPY 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
18:00 EUR 経常収支 12月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前月比] 1月
18:30 GBP 消費者物価指数(CPI)[前年同月比] 1月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前月比] 1月
18:30 GBP 小売物価指数(RPI)[前年同月比] 1月
18:30 GBP 卸売物価指数(食品、エネルギー除くコアPPI)[前年同月比] 1月
19:00 EUR ZEW景況感調査 2月
22:30 USD ニューヨーク連銀製造業景気指数 2月
23:00 USD 対米証券投資(短期債除く) 12月
00:00 USD NAHB住宅市場指数 2月
- 今日のトレードポイント -
昨日は、日本の10-12月期GDP速報値が市場予想を大きく下回り、今月6日以来となる101円台前半の安値をつけるまで下落したものの欧州市場で持ち直し、米国市場休場による様子見ムードの中101円台後半を維持しています。本日は黒田日銀総裁の定例記者会見や、ニューヨーク連銀製造業景気指数(2月)など重要な指標も多く、突発的な値動きには注意したいところです。ただ、2月も寒波が続いていることから米国の景気については依然として先行き不透明感も強いため、リスク回避の動きは継続するかもしれません。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.50-103.00 ユーロ・円 139.00-141.00 ポンド・円 169.00-172.00