ドル円は日銀・FOMCを控えレンジ相場を継続!
昨日のドル円は102.237円で取引を開始した後、東京市場においては16日高値の102.45円近辺手前で頭の重さを確認すると、対資源国通貨などを中心にドル売りが進んだ流れに沿って、一時102.00円近辺まで下押ししました。欧州市場に入り、ドル円は102.15円近辺まで反発しましたが、戻りの鈍さを確認するとドル売りが再び優勢になりました。その後さらに対ドルでまとまった円買いが持ち込まれるとストップロスを巻き込みながら、一時101.70円近辺まで下落しました。NY市場では、全般ドル安が進んだ流れに沿って、再び円買い圧力が高まり、日通し安値となる101.58円近辺まで下落しました。しかし、13日安値の101.42円近辺が目先の下値目処として意識されると下げ渋り、9月NAHB住宅市場指数が強い内容だったことも相場を支え101.80円台まで持ち直しました。その後は手掛かり材料難から101.75円前後でのもみ合いとなり、前日比では0.393円安い101.871円で取引を終えました。
≪2016年09月19日クローズ時点≫
ドル・円 :「ブル」 売り21% 買い79%
ユーロ・円 :「ブル」 売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」 売り29% 買い71%
豪ドル・円 :「ブル」 売り18% 買い82%
NZドル・円 :「ブル」 売り26% 買い74%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り70% 買い30%
【今日の主な経済指標】
10:30 AUD 豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
10:30 AUD 四半期住宅価格指数[前期比] 4-6月期
10:30 AUD 四半期住宅価格指数[前年同期比] 4-6月期
15:00 CHF 貿易収支 8月
15:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 8月
21:30 USD 住宅着工件数[年率換算件数] 8月
21:30 USD 住宅着工件数[前月比] 8月
21:30 USD 建設許可件数[年率換算件数] 8月
21:30 USD 建設許可件数[前月比] 8月
- 今日のトレードポイント -
昨日のドル円は、前週末16日の米消費者物価指数を受けて強まったドル買いに対する調整が進むなか、本日から始まるFOMCと日銀金融政策決定会合が控えていたこともあり、一方向に大きく動きが進みにくく、振り戻しを誘う値動きとなりました。本日は指標発表前ということもあり米系短期勢のポジション調整に注意しつつ、トレンドが出たら短期的な順張りで取引に臨みたいです。
[今日の予想レンジ]
ドル・円 101.70-102.50
ユーロ・円 113.70-115.25
ポンド・円 132.40-135.00