FXレポート

米FOMC、早期での緩和縮小期待は後退!!

昨日のドル円は序盤、株式市場の値動き動向に伴い上下していましたが、米長期国債利回りが上昇したことがきっかけに、日米金利差を意識した買いが入り97.65円付近まで上昇しました。欧米市場では、注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録にて「議長が示した緩和縮小への道筋に幅広い支持」との内容を受けて97.972円まで強含む展開になったものの、緩和縮小について具体的な時期について触れられてなかったことから、伸び悩み前日比+0.474円高い97.729円まで軟化し取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、ドル円と同様に株価動向に振れて荒い値動きになったものの、日経平均がプラス圏まで持ち直すと、クロス円の上昇に伴ってユーロ円は131.00円付近まで上昇しました。その後、欧米市場では米FOMC議事録が公表され一時的に130.926円まで買い進んだものの、買い一巡後には失速し前日比-0.017円安い130.500円で取引を終えました。

≪2013年8月21日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り18% 買い82%
ユーロ・円  :「ベア」売り70% 買い30%
ユーロ・ドル :「ベア」売り85% 買い15%
英ポンド・円 :「ベア」売り75%  買い25%
豪ドル・円  :「ブル」売り11%  買い89%
NZドル・円  :「ブル」売り17% 買い83%

【今日の主な経済指標】
15:00 CHF 貿易収支 7月
16:30 DEM 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 8月
16:30 DEM サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 8月
17:00 EUR 製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) 8月
17:00 EUR サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値) 8月
21:30 USD 新規失業保険申請件数 前週分
21:30 CAD 小売売上高[前月比] 6月
21:30 CAD 小売売上高(除自動車)[前月比] 6月
22:00 USD 住宅価格指数[前月比] 6月
22:00 USD 四半期住宅価格指数[前期比] 4-6月期
23:00 USD 景気先行指標総合指数[前月比] 7月  

              - 今日のトレードポイント -

前日の為替市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録にて「議長が示した緩和縮小への道筋に幅広い支持」との内容を受けて、緩和縮小期待が高まったものの、具体的な時期について言及されていなかったことから、早期での緩和縮小期待が後退しドルの売り戻しが優勢になりました。本日は各国の重要な経済指標の発表が複数控えており、結果を見極めながら方向感を探っていきたいです。もっとも、ドルは緩和縮小期待がやや後退していることから下値の軽さに注意したいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   96.00-99.00  ユーロ・円 129.00-132.00  ポンド・円 150.00-154.00

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