FXレポート

日米金利差拡大への思惑からドルは買われ99円半ばで取引を終了!!

昨日のドル円は、97.865円で取引を開始した後、中国7月製造業PMIが市場予想を上回る結果となり中国の景気減速懸念が後退しました。これを受けアジア株が上昇しリスク選好の円売りが優勢となり98.35円近辺まで上昇。欧州市場では、欧州株や時間外ダウ先物の上昇を受け投資家がリスクを取りやすくなるとの見方から円売りドル買いが先行し、98円台後半での推移となりました。NY市場では、新規失業保険申請件数や7月米ISM製造業景気指数が市場予想を上回る結果となり、米長期金利が上昇。日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが加速し99.569円まで上値を伸ばしました。前日比では1.618円高い99.544円で取引を終えました。

東京市場のユーロ円は、130.183円で取引を開始した後、アジアの株高を支えにリスク選好の円売りが優勢となり130.55円近辺まで上昇。欧米市場では、ドル円の上昇につれた買いに加え、欧米株価の上昇を受けて、リスク選好度が高まり131.543円まで上昇。その後も高値圏での推移は変わらず、前日比では1.263円高い131.516円で取引を終えました。

≪2013年8月1日クローズ時点≫
ドル・円   :「ブル」売り22% 買い78%
ユーロ・円  :「ベア」売り72% 買い28%
ユーロ・ドル :「ベア」売り86% 買い14%
英ポンド・円 :「ブル」売り40%  買い60%
豪ドル・円  :「ブル」売り12%  買い88%
NZドル・円  :「ブル」売り23% 買い77%

【今日の主な経済指標】
15:00 GBP ネーションワイド住宅価格[前月比] 7月
16:30 CHF SVME購買部協会景気指数 7月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前月比] 6月
18:00 EUR 卸売物価指数(PPI)[前年同月比] 6月
21:30 USD 非農業部門雇用者数変化[前月比] 7月
21:30 USD 失業率 7月
21:30 USD 個人所得[前月比] 6月
21:30 USD 個人消費支出(PCE)[前月比] 6月
21:30 USD 個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)[前月比] 6月
23:00 USD 製造業新規受注[前月比] 6月

              - 今日のトレードポイント -

昨日のドル円は、米経済指標が市場予想を上回る結果となったことから、米長期金利が上昇し、日米金利差拡大への思惑から円売りドル買いが加速しました。本日のドル円は、昨日から1.6円以上、上昇していることから利益確定の売りが入りやすい状況下にあるため上値は重くなる展開が予想されます。しかし、米失業率や個人消費といった米経済指標が市場予想よりも良い結果となれば、素直にドルが買われる状況下にあるため、100円台を回復する流れに乗れるか注目が集まります。

[今日の予想レンジ]
ドル・円   98.50-100.90  ユーロ・円 129.50-133.00  ポンド・円 148.00-152.50

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