今週のドル円上向きの75日移動平均線上をキープできるかカギ
今週のドル・円は、先週のドルの上昇が限定的だったことから、もみ合いの展開が予想される。先週は、ドルのモメンタムが上昇中であったにも関わらず、上
昇が限定的となったことから先週書いた二つ目のシナリオである、ドルのトリプルトップ完成となるかどうかに注目する必要がありそうだ。
ドル・円の移動平均線は、5日、25日、75日の3本が共に98円台に集まる形となっており、98円を下抜いた場合のドルの下落が心配されるところ。特 に今週の終値で75日移動平均線の値である98円31銭を割り込むかどうかがポイントとなろう。今週、仮にこの水準を下抜いて終わるようだと、トリプル トップが完成する可能性が高くなることが考えられる。その場合、一旦96円台まで売られることも視野に入れておく必要があろう。
一方で、98円台の水準を割り込まずに推移した場合は、ドルが反発することが予想されるが、4月6日につけた101円45銭が今後のターゲットとなろ う。いずれにしても、今週は今後の方向を探る重要な週となりそうだ。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)
ドル・円の移動平均線は、5日、25日、75日の3本が共に98円台に集まる形となっており、98円を下抜いた場合のドルの下落が心配されるところ。特 に今週の終値で75日移動平均線の値である98円31銭を割り込むかどうかがポイントとなろう。今週、仮にこの水準を下抜いて終わるようだと、トリプル トップが完成する可能性が高くなることが考えられる。その場合、一旦96円台まで売られることも視野に入れておく必要があろう。
一方で、98円台の水準を割り込まずに推移した場合は、ドルが反発することが予想されるが、4月6日につけた101円45銭が今後のターゲットとなろ う。いずれにしても、今週は今後の方向を探る重要な週となりそうだ。(執筆者:株式会社インベストラスト福永博之)