FXレポート

米長期金利の低下などを受けドル円は6日続落!

先週金曜日のドル円は、119.052円で取引を開始しました。東京市場においては今晩予定されている米経済指標や20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議などを前に様子見ムードが強く24銭程度の狭いレンジ相場となりました。欧米市場では、米10年債利回りが低下したことを手掛かりとした売りが先行し、日通し安値となる118.572円まで値を下げました。3月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.2%上昇と市場予想の0.3%を下回ったことで一時値を下げましたが、米10年債利回りが低下幅を縮小して上昇に転じると、日米金利差拡大を見越した買い戻しが進み日通し高値となる119.263円をつけました。その後、米長期金利が再び低下したことやNYダウ平均が一時350ドル超下げたことを受け118.70円台まで押し戻されました。引けにかけては118.90円台まで買い戻されるも方向感に乏しく、前日比では0.144円安い118.892円で取引を終えました。

≪2015年04月17日クローズ時点≫
ドル・円    :「ブル」 売り23% 買い77%
ユーロ・円  :「ブル」 売り48% 買い52%
英ポンド・円 :「ブル」 売り33%  買い67%
豪ドル・円  :「ブル」 売り21%  買い79%
NZドル・円  :「ブル」 売り41% 買い59%
ユーロ・ドル :「ベア」 売り71% 買い29%

【今日の主な経済指標】
07:45 NZD 四半期消費者物価(CPI)[前期比] 1-3月期 -0.2% -0.2%  
08:01 GBP ライトムーブ住宅価格[前月比] 4月 1.0%   
08:50 JPY 第三次産業活動指数[前月比] 2月 1.4% -0.8%  
15:00 DEM 生産者物価指数(PPI)[前月比] 3月 0.1% 0.2%  
18:00 EUR 建設支出[前月比] 2月 1.9%   
18:00 EUR 建設支出[前年同月比] 2月


- 今日のトレードポイント -
国際通貨基金(IMF)が米国の2015・16年成長見通しを揃って引き下げたことや、ここ最近の米経済指標の芳しくない結果、さらには米10年債利回りの低下によりドル売りの地合いが続いており、今週も上値の重い展開が予想されます。その一方で、米国では企業決算が本格化するため、好結果が続けば株式市場の上昇を受けたリスクオンの流れにより円売りドル買いの地合いになることも視野に入れて取引に臨みたいです。

[今日の予想レンジ]
ドル・円      118.50-119.50
ユーロ・円  126.00-130.00
ポンド・円   175.00-180.50

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